見るからに聡明そうな一人の男の子がいる。
年は10〜11歳くらいだろうか。
何にでも興味を持ち、植物が好きみたい。
そして私にはよくわからないが、物理や化学にとても興味があるようだ。
そばにお父さん?がいて男の子の質問に丁寧に答えている。
「わかった!」という男の子の元気な声がした。
この子以外にも聡明な赤ちゃんが、今産まれて来ているようだ。
信じられないくらい言葉が早い。
早いと言うのは話すスピードではなくて、言葉を覚えて話し始める時期という意味。
この子たちが20代、30代の大人になったら、どんな風に世界は変わるのだろう。
あと15〜20年くらい?とても楽しみだ。
これは夢物語ではなくて現実になる(と思う)。なって欲しいと願う。
ところで言葉と言えば、私の英語学習のその後。
相変わらず熱中しているのは変わりはないのだけど、やめたことがある。
それは、レースに参加しないこと。
duoligoでは、自分のアバターを作って、一週間ごとに順位が出る仕組みになっている。
この順位によって、さらに上のレベルに上がれるか、同じレベルに留まれるのか、または降格するのかが決まるのだが、最初はよく分からず、なんとなく上がっていっているなぁくらいにしか思っていなかった。
ところが仕組みがわかってくると、レベルを上げるためについつい頑張るようになってしまった。
レベルが上がるにつれて、参加している人たちが、めちゃくちゃ頑張って順位を上げようとして、ものすごい速さで点数を稼いでいる。
自分より上の順位の人を抜くと、すぐに抜き返してくるという、、私もまんまとこの学習サイトの戦略にハマり、点数を稼ぐために無理をして勉強してしまった。
でも何のために英語学習をしているのか、楽しみで始めた英語なのに、ストレスになっていることに疑問を抱くようになった。
点数を稼ぐことだけを目的にすると、表面だけをなぞるだけの勉強になりがちだったが、実は基本的なことがあやふやな状態のままで終わっているということに気づいた。
というわけで、自分自身の脳に少しでも刻み込まれるように、これからは時間をかけてゆっくりやって行こうと思った。
ところでそんな母を見かねて、次女が本を貸してくれた。
「参考書は読む気がしなーい、だって難しいんだもーん」と心の中で思ったが、せっかくの次女の好意だ、仕方がない、最初の数ページくらいは読もうと思って読み始めてみれば、これが意外と面白い。
参考書というより、読み物として普通に面白かった。
というわけで、最初の話題から何の関係もない私の趣味の話になってしまった。
あえて関係付けるとすれば、次世代を生きる天才くん達と、人生の半分以上を終えてしまった凡人の違いというお話でした。