Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

アラン・ドロン<Alain Delon>

2005-10-01 22:54:07 | フランス語
金曜日、フランス語の帰りに、フランスの週刊誌「Paris Match(パリ・マッチ)」を買いました。
表紙がアラン・ドロンでした。

直近5号のパリマッチの表紙はここをクリック!その中にアラン・ドロンの表紙のものがありますが、それを買いました。

アラン・ドロンは、今69歳。
私が小学生のころ(はっきり覚えていないけど、多分)ダーバンという紳士服のCMに出ていて、トレンチコート着てかっこよかったです。
そして、なにかボソボソっとフランス語で言ってたっけ。

その、アラン・ドロンですが、今は、犬や猫と暮らしてるそうです。

Dans sa grande maison de Duchy, il se voyait vieillir en patriarche entouré de sa tribu.Heureusement,il a ses chiens. Ils ne l'ont jamais déçu.

デュシーの広い自宅で、彼は自分が老いていっているのを感じている。部族の民に囲まれた首領のように。幸せなことに、彼には犬たちがいる。犬たちは決して彼を裏切らない・・・・。

白い壁のリビングの、白いソファーの上で、アラン・ドロンと犬たちが眠っています。犬の種類は、Berger sibériensとあります。シベリアンベルジェ?って何だ?ちなみに、beger allemand(ジャーマンベルジェ)はシェパードのことで、berger écossais(スコットランドベルジェ)はコリーのことです。

壁にはライオンを描いた油絵とデッサン、本棚の前面に写真立てが6つ。
判別できるのは、本人のポートレートと、シャルル・ド・ゴール将軍のポートレート。

なんか、アラン・ドロンは寂しい晩年みたいです。
一緒に仕事をした俳優や監督たちは、とっくに旅立ってしまい、人生を分かち合う女性もいない。

飼っている黒猫は脚が3本しかないんだそうです。瀕死のところを助けたとか。

自宅の庭には、10ほどの墓石があり、35匹の犬が埋葬されているそうです。
アラン・ドロンは犬派だったんだ。

華やな映画スターも、晩年は寂しいのか、とも思うけど、ここでも動物が大きな役割を果たしていて、なんかいいな、と思いました。

がんばれ、アラン!!!

(本当は、パリマッチの紙面をデジカメで撮って載せたいのですが、著作権に触れるとまずいので、やめておきます。)