Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

へぇ~そんなことが書いてあったのね

2009-06-19 23:05:34 | フランス語
今日は2ヶ月近くぶりに、フランス語プライヴェートレッスンに。
いつもの先生は6月いっぱいヴァカンスで、代理の先生が。30台前半かな?
前もって、事務の人に言ってあったけれど、100%準備万端で私を待っていてくれるはずもなく、授業に向かう前に、「今週と来週、たった2回のレッスンを、口述試験の準備のためになるべく有効に使うにはどうすればよいか」を出勤前のきれいなお姉さんたちが多数いらっしゃるドトールで考える。
ただ漠然と行って先生の前に座ったって、向こうだって困るよね。DELFの試験官経験者でもないし。

17時からのレッスンの冒頭で、もうすでに3部門の試験が終わっていること、28日の日曜日に4部門目の口述試験があること。口述試験内容は、2つの記事を読み、1つを選んで、記事を要約し、その記事の内容について自分の意見を展開することであると説明した。横浜でのDELF対策講座で使った題材のコピーを渡しながら。

先生は開口一番「大変な試験だね、なんでこんな試験受けるの?必要あるの?」ときやがった!!(笑)
もちろん私は「フランス語学習のモチベーション維持です」と、私にとっては錦の御旗を振りかざす。
先生は「ブラヴォー!」と半ばあきれた笑顔。
そして渡したコピーを見ながら「どうしてもっと早く来なかったの?忙しかったの?今日と来週と2回しかないんだよね。もっとレッスンに来れないの?」と畳み掛けてくる。

そんなこと言ってもしょうがないじゃん!
それに、私はDELFの対策講座に行ってたのよ!とは言わなかった(汗)

さて、まずは先生の頭と気持ちをDELFの口述試験に対して、トップギアに近い状態に持っていくことが必要だ、ということで、「反抗期は必然か?」という記事(私がDELF対策講座で行ったエクスポゼのお題)の内容を分析(=ちゃんと理解)。

「この部分はほかの言葉で言い換えるとどういう風に言える?」
「ここに書いてある”過ち”というのは具体的にはどういうこと?」
「ここで言う”スペシャリスト”って誰のこと?」などと、先生乗ってきました(笑)←笑ってる場合じゃない。

それらの質問に対して、ミニチュアサイズの私が、私の頭の中を駆け回り、質問に答えるために使う動詞や名詞を探し、見つけ出せたものもあるし、頭の中にはなく、今日はじめて仕入れた言葉もありで、かなかな充実した授業になった。
読み解いていくうちに「へぇ。この記事ってこんなことを言ってたんだぁ」って今頃になってやっと分かった。

最後に2つ目の記事のコピーを先生に渡し、「来週はまず、これに関して、エクスポゼしてみます(だから、あなたも予めちゃんと読んでおいてね)」って言ってきた。

今日のレッスン内容は、実際的な「28日予行練習」とはならなかったけれど実のあるものだった。 

秋のDELFに向けてのプライヴェートレッスンの仕方が分かった気がした。