先日見学に行った醍醐の歴史的建物。
元庄屋さんだった家にあった蔵で見たもの。
一つはネズミ返しと言ったら良さそうなもの。
正式な名前はわからないのだけれど。
ここが蔵の入口。
下の方に注目。
この溝に合わせて斜めに板をはめたらネズミが乗り越えられないんですって。
それと、扉の彫刻。
大工さんの遊び心かなとおっしゃっていたけれど、
扉のフレームにネズミの彫刻。
こちらは鮮明。ネズミが魚を食べている。
こちらはネズミが伏せているのかな?
蔵の入口にネズミの意匠。
多産から多くの財産?米蔵に住みついたりするから裕福の意味?
ネズミって金運アップの置物にも使われたりするようです。
そういう意味で彫刻されたのでしょうか?
さて、この蔵、火災時に中のもの(米とか家宝とか)を守るため、何枚にも重ねた扉がありました。
火事だ、と言うときには蔵の始末をしてから脱出なんですね。
財産を守ると言えば、大きなお寺には大事な書物などを収蔵した蔵のとなりに井戸がありました。お寺の財産と言えば経文などですね。
火事の時には書物を井戸に落として水に浸ける。
書物は墨で書かれているから水に滲まないとか。
それぞれの分野で、火事から財産を守る工夫があっておもしろい。
加筆
開運ネズミの置物の商品説明ににネズミがなぜ開運につながるのかが説明されていました。
https://www.kouyuu.co.jp/smp/item_htmls/6203/