バージニア労働者

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歯医者にて

2014年09月02日 | 歯列矯正

ひっさびさに歯の話をしたい。


歯と言えば、カテゴリーが歯列矯正しかないのでそれを選んだが、
今回はちょっと違う話。


私は子供のころ、歯磨きを怠っていたバツとして、虫歯が多かった。

よって、奥歯に銀歯(銀の詰め物)がある。


で、もうずっと前から担当の歯科医に『フィリング(詰め物)を入れ替える?もう古くなってきてるよ』
と言われていた。


どこか悪いところがあるのではない。
『古くなっている』ということだけらしい。


英語で、こんな言葉がある。


Don't fix when it's not broken. (壊れてないものをつつくな)

壊れてないものを改良しようとしてむやみにつついたことによって
以前の状態よりももっと悪い状態になる、ということがあることからよく使われる言葉だ。


私もその理念にのっとり、「いえ。どこも悪いところがないので今は結構です。」と
言い続けていたのに。


一週間前に歯のクリーニングと検診に行ったときに、
なんと右奥歯のフィリングが完全に半分なくなっているのと、左の小さなフィリングもなくなってた。


どうりで最近やたら冷たいものが沁みるわけだ。


ショックで、「あんたたちがクリーニングと称してほじくりかえしてたんでしょーがっ!」
という毒みたいなコメントが頭をよぎったが、そんなことは言わないクールなケイエス。


どうしようもないのでその1週間後のこないだ、その修復に再度歯医者を訪れることになった。


何がユウウツかって、右の奥歯のフィリングをやり直すためにはまず歯茎に麻酔をかけなければならなかったから。


私は注射針が大嫌いだ。


余談だが、私は注射針も嫌いで、タバコも吸わないし、鼻から吸引する風邪クスリも使えないうえ、
錠剤も上手く飲み込めないことから、
ケイエスは最も違法ドラッグを使用しそうにない人
って誰かに言われたことがある。


話を戻す。


で、その麻酔の注射針を見た瞬間からもう心臓がバクバクしていて死にそうだったので
とりあえず、いざと言う時のために、心臓マッサージやら「蘇生」ができるかどうか、担当のナースに聞いたら
みんな資格を持っているとのこと。

そしてもし必要ならば、私がケイエスの手を握っていてあげるから!とまで言ってくれた。

そしてしばらくしてドクターが入って来る。


余談だがこの医師、ものすごいイケメンなのである。

たぶん中東あたりの出身だと思うが、こんなイケメンに口の中を覗き込まれるなんてなんか心から
『平たい顔族でごめんなさい』って思った。情けねー。


話を戻す。


「君なの?麻酔がものすごく苦手で来た早々ストレスを感じて泣きそうなのは?」って言われた。


ケイエス「だって痛いの怖いもん♪(ちょっと可愛い子ぶってみるが、口を開いているため成功せず)」


イケメン「大丈夫。絶対に痛くないし、チクリともしないから。約束するから。僕、上手いんだ。」


**********


みなさま。あのですね。


私が世間知らずだったのか、歯の医療がとても進化しているのか...。
あんなにぐずった私がバカでした。


イケメンが何をしたかというと、歯茎に細かい振動を送るわけです。最初に。
口全体が携帯の微動モード(ぶるぶるってやつ)になっている間に麻酔をしたみたいなんだが、
そのぶるぶるの振動の方がインパクト大きすぎて針が歯茎に当たったのも全くわからなかった。

ああ、愉快愉快。


あっという間にフィリングの取替えが終わって、帰ろうとした矢先
イケメンが、これだけは気をつけてと言って来た。

『夕飯、食べてもいいけど、熱いものと噛む時は気をつけて』

ああ、フィリングが取れやすいんだねと思ったらそうではなかった。

なんでも、麻酔がガンガンに効いてるから口の中の感覚が全くなく
火傷しそうなぐらい熱いスープも平気だし、人によっては口の中を気が付かない間に
ぐちゃぐちゃに噛みちぎるのもいるらしい。


そういえば、今ほっぺたから口に向けて釘を刺しても痛くなさそうだなーと思いながら
なんかホラーな想像を抱きつつ、家に帰った。


家に帰ってもまだ麻酔は効いていて、
とりあえず食べる時はそろそろと、おとなしく噛んでいたけど
飲み物が口の間からこぼれてるのが全くわからず、これも注意しといてくれればなと思ったり。


ストローすらくわえる力ないし。


今は銀のフィリングがなくなって、セラミックになりました。


こんな簡単にすむのなら、全部の銀をセラミックに変えようかなーと考え中。


最初の理念はどうしたとか言わない。


**************


今日は祝日明けの火曜日で仕事がものすごく忙しかったのです。


この忙しいのに私はある問題で早朝5時半からドイツに電話をし
ほとんどお互いがケンカ腰みたいな険悪なムードな会話の連続でとっても嫌な1日の始まり方でした。


だけどお互いに口調はそうであれ、プロフェッショナリズムを大切にしているので
後を引かないように適当に丸く納めながら会話を終わらせるのですが
ものすごいストレス。

月末レポートもまだ手をつけてないっつーのに。



そんな日の夕方。


ハニバニといつものようにウォーキングに出かけました。


目の前に広がる夏の日の夕暮れ。





そして目の前に広がる...


















「おぉぉ。なんかすごいね。」


と、ちょっと足を止めて、ハニバニと目の前の風景を眺めていたら
なんかとりあえず、明日も普通に仕事しに行くか、という気持ちになりました。


『未来はそんな悪くないよ』


という感じの空でした。



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こないだの祝日、レイバーデー恒例の行事で
インフルエンザの予防接種しに言って来たよ。みんなも忘れずにねー。


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いつもありがとう。
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