バージニア労働者

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日本旅行2016*<閲覧注意>目黒寄生虫館*

2016年12月28日 | ALL ABOUT JAPAN

さて、広島でののんびりした休暇をすごした私たちは東京へ。



行ってきました、目黒寄生虫館

世界にたった一か所だけの寄生虫の博物館。

ここ、昔からずーーーーっと行ってみたかったの。



今回の東京見物でここをピックアップしたときにハニバニに『なんでまたそんなとこを...』って言われたけど

どうしても来たかった。何が何でも行くのだって決めていたのさ。



実は私、天体・宇宙ものと医学もの、それから寄生虫に関することが大好き。

見かけによらず、すっごい地味なオタク女子。

ここアメリカのテレビ番組でも『Monsters Inside Me』っていう、寄生虫が体内に入ってきて大変な目に遭った人の話に夢中。




下手なホラー映画を観るよりもずっとスリルがあっていい。

ケイエスって結構プチ変態なんだぜ。あはは。

え。知ってた?




場所は博物館というよりも小さいマンションにある事務所、という感じで、最寄りの目黒駅から探すのに苦労したので

結局タクシーに乗ったら結構駅の近所にあった。

確かに博物館っていう規模の建物じゃなくて、何かの展示会やってます、っていう方がしっくりくるかも。



ホルマリン漬けになった寄生虫の数々が所狭しと展示されていた。





以下閲覧注意です





これ、すごく見てみたかった。猫に寄生する回虫。

割とメジャーっていうか、これが飼い猫の体内からでてきたって言って、獣医に駆け付ける人もいるらしい。

幸いうちの猫からは出てきたことがなく、見たことがある人が言い表すような回虫なのかどうかこの目で確かめたかったのだが

こういうのが実際に猫のお尻から出てきたら、さすがの私も及び腰になるだろう。

外にいる猫が、寄生虫を宿してるネズミやらカエルを食べたりするとその寄生虫が結果的に猫のお腹に居座るという仕組みらしい。




ニワトリやらほかの動物から検出された他の回虫。

なんかここまでくると寄生虫というよりも、何かの根っこみたいで、グロいというより『ほほーぅ』ってなっちゃう。

本当にこんなのが体の中で動き回っているんだろうか。




これは亀の目の周りの寄生虫というよりも、亀の顔のホルマリン漬けに背筋がぞよぞよした。

パッと見、寄生虫とはわかりづらい。何かの皮膚炎ぽくも見える。






このあたりになると、ちょっと寄生虫っぽくてワクワクしてくる。

実際、自分の皮膚や内臓にこんなのがひっついていたりするとワクワクなんていう表現なんてできないか。

しかも名前が『グルゲア』だって。

なんとグロい名前だろう。

しかしこのグルゲア。見方を変えるとなんとなく子持ちししゃもみたいに見えないか。





これ、実際に人間の体内からでてきたサナダムシらしい。全長8.8メートルだってよ。

かつて『寄生虫ダイエット』みたいなのがあったらしく、わざと体内に寄生虫を宿し

食べても食べても栄養が寄生虫にもってかれるから太らない仕組みになってるんだって聞いたことがあるが

確かにこんなサナダムシを体内で飼ってりゃいろんな栄養素を持ってかれるだろうよ。

冗談で『あんた、食べても全く太らないね』と言われた人が、『だって私の体にはパラサイト(寄生虫)がいるからね!』

っていう会話を聞いたこともある。

なんてブラックなジョークだろう。



ここの博物館を始めた博士(名前忘れた)が自分のノートを展示していて、





彼、本当に寄生虫に対してパッション(情熱)があったのだなあと感心した。

私も学生をしていたころは、結構知られたメモ魔

私のノートもいろいろぎっしりと手書きで書かれてあったが、

ここまですごくはなかったと思う。

今みたいに、パソコンなんてなかった時代だから、全部手書き。

顕微鏡で見たものを、素手でスケッチするなんて本当に大変だったろうと思う。

とても絵が上手で、私、見入ってしまった。うっとりよ。


展示されてあった写真とかも結構ショッキングなのがあって、

この場を去るころには二人ともなんかぐったりしてしまったけど、時はランチタイム!

気持ちを切り替え、モスバーガーでもりもり食べた後、二人は再び山手線に乗り込んで

次に目指すは皇居外苑

忙しい午後の始まり~。


目黒寄生虫館



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本当に行く価値あった!しかも入場無料です。目黒に行くなら是非!
訪問者の寄付金で成り立っているらしいです。私も少しではありますが喜んで寄付させてもらいました。



↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
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