バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

『世界から猫が消えたなら』

2018年05月08日 | 猫の話



今更ですが、読んだ?




猫好きさんなら絶対に読んでるよね。

私ね、実はやっとこないだの週末読んだのよ。

実際にこの本をかったのはもう4,5年前。

日本に里帰りした際に、結構本を買って帰るんだけど、あのときもいろいろ買ってすっかり忘れていて、

最近になって「あ、そういやこれまだ読んでないじゃん!」てなったわけだ。




内容のことに関しては、これからもしかしたら本を読んでみようという人もいらっしゃるかも知れないから

あんまり詳しく書かずにおこうと思うが、

予想どおり、後半はもう涙ぼろぼろ出て視界が妨げられ、そりゃもう大変だったけど

読み終わりはなんか寂しいのにスカッとした感じ。




みなさんなら、どうします?

私、電話も映画館も時計も嫌だけど、主人公みたいに一度消えてしまったら、あっさりとその流れで行けるかも。

でも家族が海外にいるから電話がなくなると不便だなーーー!!!

映画も大好きだし。

仮に、化粧品を消しましょうとか、音楽を消しましょうとか、コーヒーを消しましょう

とか言われても、その時は相当動揺するけど、自分の延命のためならやっちゃうかな。



だけど、猫はだめ。

絶対に、だめ。



私にとって猫は、この主人公と同じぐらいに思い出がいろんな人と繋がっていて

私の記憶から、何もなかったように消えてしまうなんて絶対にだめだ。




どうせ、もう限られた命なら

やっぱりもう潔く、行こうかな。




主人公『僕』に渡されたお母さんからのお手紙と、キャベツ(猫)とのやり取りでダム崩壊。

思い出すだにもう涙腺がゆるゆる。



コメディータッチなのに、いろいろと考えさせられる一冊。



本が苦手なそこのあなたのために、すでにDVDにもなってますので是非。







猫、かわいい。




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