みどりの野原

野原の便り

3月28日 ブタ汁パーティ 自然大学 同窓会

2007年03月28日 | Weblog
富田林の奥ノ谷で、自然大学同窓会。エッ!この間卒業したばかりじゃん。 
そうなんですけど・・

卒業制作?でこの場所を使わせてもらい、(詳細は3月のブログ参照)
その時に、山に桜
そのサクラが咲いているところをみたいなあ。という所から計画されたもので、
他の班もそれぞれ自分たちの作ったものを確認しておきたいと
いう思いもあった。
参加者は19人。

また富田林自然を守る会にこの場所をお借りし、他いろいろお世話になった。


今日は28日で滝谷不動のお祭りで電車も混んでいたし、駅前から屋台の店が
並んでいる。
それを見越して、今日のお昼の野菜や飲物などは屋台で購入。
えーっそんなに入る?というぐらい買った。

集合場所のミカン小屋広場に行く途中の「水の生きもの池」に我が3班製作の
柵がある。
竹の青い葉はすっかり茶色になって、かえってそれが自然とマッチしていて
いいなあ。
  

池を覗いてみるがオタマジャクシは見えない。
前あんなにいたニホンアカガエルのオタマちゃんはみんなカエルになったの?

スタッフのNさんに聞くと、この池(といっても元田んぼの湿地)は、先日
一度干上がったのだそうだ。
エエ~ッ!じゃああのオタマちゃんは全部死んでしまったの? 
でも日陰になるところにまだオタマジャクシがいたので一安心。
あとでT先生が「アオサギがいつも来て食べている」とも聞いた。
自然界はきびしいんだ。オタマちゃんがんばって!!

池にはハリガネムシも2匹泳いでいた。
ヒロハラカマキリのお腹に住む長ーい針金のような虫。
見たことはあるが、水中の姿をはじめて見た。感激!

いよいよお昼の準備、
今日は大鍋でブタ汁を作る。買ってきた野菜を剥く、切る。洗う。
男性も料理の得意な人がいて切るのもお手の物。
    
料理教室卒業したHさん  シイタケの佃煮も手作りOさん   みんなで準備

ここは電気も自家発電。
飲料水は運んでタンクに溜めたものを外にも配管してある。
下洗いの水は雨水を風呂浴槽に溜めたものを使用。
ここでは水は貴重品だ。
いつも無意識に使っている水のありがたさを知る。


カマドの準備、焚き火の準備


シイタケも採ってもいいよ。とのことで、切った野菜を入れるのをNさんに頼
んで、栽培しておられる所へみんなで採りに行った。
    
     シイタケ原木        シイタケいっぱい       大きいシイタケ

ここでは「(山から)帰りは手ぶらで帰らない」が合言葉になっている。
帰りには焚付け用の乾いた杉の落ち葉を拾って下りた。

焼きシイタケ用の竹串がほしいわ。というと、すぐに手つき鮮やかに
ナタで手作り竹串ができ、それに刺して焚き火の周囲に刺して焼く。

焚き火にはもちろん焼き芋もホイルに包んで埋める。

みんなの手際のよさ。
私何をしたっけ?と思っているうちに出来上がり、みんなでブタ汁パーティ。
Yさんが屋台で長い列に並んで買ってきてくださった、アンコ餅やおこわも
おいしかった。もちろんおいし~い飲物もあったよ。


その後、山をひとまわり。
ショウジョウバカマの咲いている所にも案内してもらった。
咲いたばかりのういういしい紫がきれい。
  
        ショウジョウバカマ              シュンランのツボミ

1班の「もりたくさん」植生調査・*下樵(したごり)・巣箱作りをした場所。
*下樵(したごり)とは
下刈りに似てるが、何かの木などを残すためなどに周囲の下生えの木などを
伐ること

オオシマザクラは開花。他の桜はまだ少し早い。
巣箱を確認。その1つには草が運ばれていて歓声があがった。

2班の「木の名札作り」の成果を確かめながら歩く。
まだ芽が出てなくても、名札があるとわかりやすい。

3班は池の周りに作った「柵」の屋根の補強のためにメンテナンス。
シュロナワで下の横桟と屋根を端でくくった。
我が子の世話をするような感じ。また見に来るから元気でね。

同期会の名称を4期にちなんで「四季の会」として(仮名で書くと勘違いがある
ので注意)又の再会を約して解散となった。





コメント (3)
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