みどりの野原

野原の便り

3月8日 3月の表紙絵 ホトケノザ

2007年03月08日 | Weblog
昨日7日は啓蟄といって土の中の虫も這い出すということなのに、
昨日も今日も、出た虫も思わず土の中に入ってしまうような寒さです。

3月の表紙絵です。文とともに見てくださいね。



3月の花 ホトケノザ(シソ科)
 畑のそば・道端どこにもあるおなじみの花ホトケノザ。春の七草ではあり
ません。
 その繁殖力はすごい。絶え間なく咲き続けるので種の数もすごいでしょう。
 そして虫が来てくれない時のために、閉鎖花という自花受粉繁殖手段も準
備していました。
 スミレなどでも、蕾があるなと思っているのに、咲かないままいつの間に
か種ができている、というあれです。
 そして、種の拡散はアリに協力してもらってるそうです。
 種にアリの好むエライオゾームというものを付け、アリが運んでいるうち
に、種だけが落ちて、拡がっていくのです。
 今、描いているテーブルの上にも種が落ちています。艶のある薄茶色の種
です。
 私のスケッチブックの1冊目の1ページにホトケノザが描いてありました。
 昭和61年3月22日とメモがあります。
 身のまわりの草花を自分なりに描いて、今24冊目です。
                         

コメント (2)
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