飛鳥里山クラブ総会の後、車に分譲して石位寺へ行く。
石位寺は現在無住寺で周辺住民により管理されている。
2月16日に歴史クラブで、桜井近辺の史跡を回った時、立ち寄ったが、
扉は閉ざされていて、石仏は見れず、
歴史クラブの方が予約して下さって、今日カギをあけてもらうことに
なった。
収蔵庫を開ける
扉をあけると、縦118センチ・横125センチの丸みのあるおにぎり型
の石に、脇侍を両側に従えた仏像の浮き彫りがあった。
三尊石仏(パンフより)
柔らかな感じの、整った、傷のない石仏だ。
くちびる、着衣のヒダのあたりに赤い色が残っている。
遠近感のあるイスに座っておられる。足元やハスや天蓋などの作風
から白鳳期の仏像であることがわかる。とのこと。
川原寺のせん仏なども似た特徴ががあるらしい。
薬壺を持っておられないが、これは薬師如来だと村の方の説明があ
った。他にもそんな例はあるらしい。
元は粟原寺にあったものが、衰退により(粟原流れといわれる洪水
の説もあるが)仏像も周辺に散らばり、この石仏も大正5年ごろに
その辺に転がっていたのを発見されたらしい。荒れたお堂の中にあ
ったものを昭和52年に文化庁が収蔵庫を作ったとのこと。
普通では拝顔できない石仏に会えて、幸せだった。
お世話して下さった方、車に乗せてくださった方ありがとう。
石位寺は現在無住寺で周辺住民により管理されている。
2月16日に歴史クラブで、桜井近辺の史跡を回った時、立ち寄ったが、
扉は閉ざされていて、石仏は見れず、
歴史クラブの方が予約して下さって、今日カギをあけてもらうことに
なった。
収蔵庫を開ける
扉をあけると、縦118センチ・横125センチの丸みのあるおにぎり型
の石に、脇侍を両側に従えた仏像の浮き彫りがあった。
三尊石仏(パンフより)
柔らかな感じの、整った、傷のない石仏だ。
くちびる、着衣のヒダのあたりに赤い色が残っている。
遠近感のあるイスに座っておられる。足元やハスや天蓋などの作風
から白鳳期の仏像であることがわかる。とのこと。
川原寺のせん仏なども似た特徴ががあるらしい。
薬壺を持っておられないが、これは薬師如来だと村の方の説明があ
った。他にもそんな例はあるらしい。
元は粟原寺にあったものが、衰退により(粟原流れといわれる洪水
の説もあるが)仏像も周辺に散らばり、この石仏も大正5年ごろに
その辺に転がっていたのを発見されたらしい。荒れたお堂の中にあ
ったものを昭和52年に文化庁が収蔵庫を作ったとのこと。
普通では拝顔できない石仏に会えて、幸せだった。
お世話して下さった方、車に乗せてくださった方ありがとう。