みどりの野原

野原の便り

3月19日 飛鳥 上居(じょうご)

2007年03月19日 | Weblog
墓参りに行ったついでに、石舞台から周遊道路と書いてあるところを登ってみた。

石舞台を見下ろすあたりは観光客向けに紅梅が植えられていて今満開、棚田には菜の花が咲いて、ちょっと作りっぽいけど、観光客は喜ぶだろう景色を作り出していた。
もっと上に行くと、岡寺へも通じる道路となっている。昔はなかった道路だ。
もっと坂を上がると、どうやら上居(じょうご)の集落らしい。

昔、来たことはあるけれど、あまり覚えていない。
屋根の鬼瓦も立派なお屋敷は家族の名前は書いてあるが住んでいるようでもない。
その奥には、お寺がある。村の集会所っぽい建物があるだけだが、法要のお知らせが張ってあった。立派なお堂らしきものはないが、裏手やあたりにたくさんある灯篭や小さな石塔などを見ると、なかなか模様も凝っていて、昔は立派なお寺だったことをうかがわせる。
もう少し登っても、道路はまだまだ上へ続いている。
これぐらいで引き返そうかと思った時、畑仕事をしていたおじいさんが「この上に神社があるよ」と教えてくれた。
少し山道を登ると古い神社があった。いい雰囲気の山の神社。春日神社とあった。
さっきのお寺にしろ、よほど何かの時でないと人が来ないようなところだ。

飛鳥も知らない所がまだまだあるなあ。

そして、そんな所こそ本当の飛鳥の姿が見れるんだよね。
コメント
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