つくば植物園の野外で咲いていました。緑濃い葉に純白の花がとても美しく、存在感のある花でした。種子から油が採れることから、和名は「油茶(ユチャ又はアブラチャ)」といわれ、食用・美容用に使われます。もともと中国中南部、台湾などに分布する木で、昭和年代に採油用に輸入された木のようです。ツバキやサザンカに似ていますが、花弁の間が比較的空いているのが特徴のように思います。学名は「Camellia oleifera」で、ツバキ科、ツバキ属の常緑低木です。写真は12月1日に撮影しました。花は11月頃から1月頃まで楽しめるようですから、お近くの方は散歩を兼ねて観察に出かけましょう。
つくば植物園の温室で咲いていました。鋭い棘のある幹に厚みのある葉がついており、先端部に鮮やかなピンク色のかわいい花が咲いています。はじめて見ました。図鑑を調べていますが・・・なかなかありませんね。植物園の説明用の銘板には、マダガスカル中・南西部に分布している植物で、学名は「Euphrbia didieroides」、トウダイグサ科と記述されていました。