説明板によれば、カンランはシンビジューム属のラン科の植物で、中国、台湾、日本南部に分布する蘭であると記述されていました。今までに見てきた洋ランと比較すると清楚な感じがして、如何にも和風の花ですね。学名は「Cymbidium kanran」、典型的な東洋ランです。カンランはかぐわしい香りがすることで有名ですが、それについても説明板が用意されていました。それによれば、カンランの香りの主成分の一つは、メチル・ジャスモネイト(Methl jasmonate)と言われ、名前の通りジャスミンの花の香気成分でもあります。この香りは植物が動物などに食べられた際に自己防護のために出す成分と考えられており、ミカンなどの香りにも含まれるそうです。更に、この成分はなんと!ヒトに対する抗がん作用に関する研究例もあると書かれていました。この香りは人工的に合成することが難しいとのことです。この香りを存分に楽しんで、健康になりましょう!
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