ピンク色の星型の小さな花が集まって房状に咲いていました。ペンタスの語源は見たとおり、星の形をした五角形に見える花弁にあるようです。熱帯アフリカが原産で、つくば植物園でも湿度と温度の高い温室に咲いています。冬支度で撮影に入ると・・・レンズは曇るし、上手く撮影できないので、汗が噴出してきます。学名は「Pentas lanceolata」で、アカネ科、ペンタス属の多年草です。管理された温室では通年花が楽しめ、花の色はピンクのほか、赤や白、青紫などもあるようです。写真は12月1日に撮影しました。
ピンクのネックレスのような花です。つくば植物園の温室で咲いていました。蔓性の木にぶら下がるように咲いています。メキシコが原産で学名は「Antigonon leptopus」、タデ科の蔓性低木です。適温で管理すると通年花が咲くようです。ピンク色に見える花と書きましたが、実は萼だそうで、その中央部に黄色い小さな花が見えます。別名は、はじめてみたときの印象そのままで、「クイーンネックレス」とも言われるようです。目線より少し上のほうにあり、知らずに通り過ぎるところでしたが、温室を管理されている職員の方に教えていただいて、撮影しました。
つくば植物園の野外で咲いていました。リュウノウギクは、学名でもわかるとおり、の本固有の種のようで、福島県・新潟県以西の本州や四国・九州地域の岩山の山肌に分布するキク科の植物です。和名は、この花の香りが香木で知られる「リュウノウジュ」から採れる香料の香りに似ていることから名づけられているそうです。花や葉に独特の香りがあるのが特色ですね。写真でお判りのように、葉は3分裂しており、通常のキクとは明らかに異なります。説明板には、学名「Chrysanthemum makinoi」、キク科と表示されていました。キク科、キク属の多年草です。山野の道端でも石垣などの隙間から白い花を見せていることがあるそうですから、注意して観察してみてください。草丈はあまり高くなく、むしろ横に伸びているような感じがします。花は鮮やかな白色ですから、道端で見るとその美しさに心を惹かれると思います。写真は12月1日に撮影しました。