中南米が原産で、木に着生して咲くラン(着生蘭)です。説明板によれば、属名「オンシジューム」種名「Misaki Echo」個体名「Hikaru」とありましたので、日本で交配して命名されたもののようです。園芸店で見かける通常のオンシジュームより花が一回り大きいように見えました。黄色い蝶々が群れを成して飛んでいるように見えませんか?
説明板には、属名はオドントシジュームで、種別は「Wildcat」個体名が「Great Tiger」と記されていました。確かに名前のようにトラのような模様に見えます。面白い名前で、図鑑を調べると、「オンシジューム」と「シンビジューム」の交配種のようで、大変希少価値の高いランとのことです。
白い花が多肉質の刀のような葉から直接にょっきり出ているようなランです。マダガスカル島とコモロ諸島に分布しているようです。写真では見難いかも知れませんが、花の左後方に細い管のような距が見えます。珍しい花ですね。
展示場の説明板によれば、属名レリア、種名がアンセプスとありました。メキシコが原産ですが、薄い青紫色の花弁の中央に見える濃い紫色の唇弁と小さな黄色い花がとても美しく、ファンも多いようです。このためでしょうか、最近は園芸店でも多く見かけるランですね。五角形のくっきりした外側の花弁も星のように見えて美しいですね。