連休に入って寒暖の差が多い日がありましたが、久しぶりに晴れ間に花壇に出て見ると・・可愛いすずらんの花が咲いていました。ユリ科の多年草で釣鐘型の白い花を鈴のようにぶら下げます。園芸店で10年くらい前に購入して植えています。ツツジの木の下で陽があまり当たらない場所ですが・・好みのようで毎年花を咲かせてくれます。北海道でも有名ですが、スズランは全草に有毒物質を含むと言われ、食べられません。北海道では、雪解けとともに採取できる行者ニンニクがあり、すずらんと葉などが似ています。行者にんにくは食用になり、これが美味であるため、誤って採取しないように山菜刈りに行くときは注意が必要です。
つくば実験植物園で4月中旬から下旬にかけてサクラソウ展が行われていました。毎年多くの愛好者が集まるようです。サクラソウは、室町時代あたりから野生種を庭花や茶花として愛でられてきたと記されていました。今では野生種は絶滅の危機にあり、江戸時代から始まった園芸品種は数多く愛好されているようです。日本にはサクラソウ属に分類される14種類が存在するそうです。写真は「風車」と題された園芸品種です。写真は4月25日に撮影しました。