つくば実験植物園で見かけました。地中海沿岸が原産のキク科チョウセンアザミ属の多年草です。別名を「チョウセンアザミ」とも呼びます。若い蕾をイタリア料理などで使われることが多い食材として知られています。この植物の葉は強壮・食欲増進などの薬効があり、血中のコレステロールを抑える成分もあるとして注目されているとか。
つくば実験植物園で撮影しました。ごく薄いピンク色(写真のようにほぼ白く見える)の泡のような花が房状についています。本州から九州にかけて広く分布するユキノシタ科の多年草で、園芸品種のアスチルベの仲間です。花茎が長く、乳茸と呼ばれるキノコをこの花茎にさして持ち帰ったことからの和名のようです。7月から8月に湿った草原などで見かけます。