茨城大学農学部の構内にある「寒緋桜」が開花し始めました。この桜の濃い紅色は、園芸用の桜を作出する際の母種の一つとして使われるようです。花は一重咲きで、うな垂れる様に下向きに咲きます。写真は3月15日に撮影しました。
つくば実験植物園の林の中で咲き始めました。本州から九州にかけての主に日本海側の山地に分布する落葉低木で、ウグイスカグラの腺毛が多い変種と考えられています。花や花枝などに多くの腺毛が見られます。写真は3月13日に撮影しました。
つくば実験植物園には、各種の柳も数多く植栽されています。3月初旬頃から逐次芽を膨らまして、独特の花を咲かせます。京都近郊で発見されたことからの和名のようです。説明によれば、ネコヤナギとキヌヤナギの自然交配種であるとの事。枝先にフワフワした銀色の花が陽に映える風景は暖かくなってきた春本番を感じさせます。写真は3月13日に撮影しました。