「大聖寺」の境内にある「アーコレード」と言う二季咲きの珍しい桜です。この花は、英国で「オオヤマザクラ」と「コヒガン」の交配によって作出された大輪の桜です。日本に輸入されて春と秋に二度咲く二季咲きの桜として知られています。写真は9月22日に撮影しました。
平成30年は、初夏の頃から秋まで数度月下美人が咲きました。9月の下旬に咲いた月下美人です。花は、夕方咲き始めて夜の22時過ぎに満開になります。その後朝までに花が萎んでしまう一夜の儚い花です。花の香りが好きで、出窓に置いて楽しんでいます。写真は9月29日に撮影しました。
つくば実験植物園で男郎花(オトコエシ)の白い花が目立つようになりました。女郎花(オミナエシ)より花がやや遅いですが、茎や花が大きく男郎花の和名の由来になっています。白い花に「ツマグロヒョウモン」が飛んできて蜜を吸っていました。写真は9月22日に撮影しました。
つくば実験植物園で咲いていました。8月下旬から11月中旬の頃に林の日陰などで、見かけます。和名は花にある斑点模様が鳥の「ホトトギス(不如帰)」の胸にある斑点模様に似ていることに由来すると言われます。日本に自生するホトトギスは約10種類もあるそうで、中でもタイワンホトトギスヤ、ジョウロウホトトギスなどは良く知られています。写真は9月22日に撮影しました。
つくば実験植物園能勢つめ月具植物展示区画にあるフジバカマが薄紫色になり、開花が進んでしました。秋の七草の一つで、蕾は白い色をしていますが、開花とともに藤色に変化してきます。満開の頃にはとても甘い香りもします。全草に薬効があり、入浴剤などに使用されるようです。近年野原での個体数が減少しており、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。写真は9月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の海浜植物展示区画で咲いていました。ご覧の通り、草丈は低く、厚みがある葉には艶があり、海岸付近の砂地などに分布することが伺え、花の色は青紫色でとても美しく見えます。この植物は、日本の固有種であり、絶滅が危惧されて「絶滅危惧Ⅱ類(VU)]に登録されて保護されています。写真は9月22日に撮影しました。
つくば実験植物園で9月中旬になって、ニシキギの紅葉が始まりました。ニシキギの紅葉は、赤色が濃くてとても美しいことで知られています。半月もすれば、その美しい紅葉をあちこちで観ることが出来そうです。写真は9月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の小川の畔で見つけました。変わった名前の植物ですが、写真をご覧になると納得される方も多いと思います。上に伸びる数本の線系の花を蛸の足・果実を吸盤に見立てた和名です。写真は9月22日に撮影しました。
つくば植物園の絶滅危惧植物展示区画で、各種のスズカケが展示されています。その中の一つである、「キノクニスズカケ」を紹介します。写真のように互生する緑の葉の付け根から小指ほどの白い花がついています。花の色が青紫ではなく、白いのが特徴ですね。説明板によれば、絶滅危惧(EN)に指定されており、わが国の紀伊半島南部に生育しているとされ、「Veronicastrum tagawae」、ゴマノハグサ科、クガイソウ属の多年草です。写真は9月22日に撮影しました。