つくば実験植物園の入り口付近の花壇が夏用に整備されて、「錦紫蘇 (コリウス)」が綺麗に色づいていました。和名の通りシソの仲間で葉が初夏から秋まで長い期間「錦色に輝く」ことで、花にもまして美しく見えます。写真は8月25日に撮影しました。
つくば実験植物園で五弁の白い花を咲かせていました。北海道から九州までの日当たりのよい山野や道端で咲いています。ドクダミやセンブリとともに三大民間薬草と言われるようです。花が咲くころに全草を採取して乾燥させたものを煎じて飲むと下痢がすぐに治るとのことで、「現証拠」と呼ばれるようになったとの説があります。写真は8月25日に撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で見かけました。五弁のかわいい花が円錐花序を作っていました。その向こう側に緑色の球形の実が付いていました。マレー半島原産の常緑高木で、東南アジアやハワイ島などに分布している植物です。ハワイでは、「キャンドルナッツ」とも呼ばれ愛好されています。5㎝くらいの球形の実が付き、中にある種子から油を採取して灯火やニスとして使用されるとのこと。初めて見ましたが、興味深い花でした。写真は8月25日に撮影しました。
つくば実験植物園の夏野菜の展示区画で花が咲いていました。花の横には、大きなオクラの実が見えます。夏の食卓に並ぶ「オクラ」の花です。この花はトロロアオイの仲間で、花の大きさは、ハナオクラ(トロロアオイ)の半分ほどの大きさです。また先に掲載した「ワタ」の花は同じ葵の仲間で、花が更に小さくなります。写真は8月25日に撮影しました。
つくば実験植物園で独活(ウド)の花が満開になりました。北海道から九州までの広範囲に分布しています。写真のように花は淡い緑色をした5弁で、たくさん集まって球状の花序を形成しています。秋には、黒い実ができます。写真は8月25日に撮影しました。
つくば実験植物園で独活(ウド)の花が満開になりました。北海道から九州までの広範囲に分布しています。写真のように花は淡い緑色をした5弁で、たくさん集まって球状の花序を形成しています。秋には、黒い実ができます。写真は8月25日に撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で展示されていました。この紫陽花には装飾花と呼ばれる「咢」がなく、両性花だけですから地味に見えます。奄美大島と西表島だけに生息する固有種で、絶滅が危惧されて、保護されています。写真は8月25日に撮影しました。
花壇で咲いたユリにセミの抜け殻(空蝉)が付いていました。今年は7月が気温が低かったために、セミの鳴き声は遅かったです。8月に入って急に熱くなったので、蝉も慌てて出てきて鳴いています。写真は8月11日に撮影しました。
つくば実験植物園で栗の実が少し大きくなっていました。真夏の栗の実は青々として濃い緑色をしています。秋になるとこの倍くらいの大きさの身になり割れて栗の実が見えるようになります。写真は8月4日に撮影しました。
つくば実験植物園で咲いていました。写真のようにアオイの花に似た小ぶりの花が咲きます。トロロアオイの隣で展示されていますが、その花の大きさの違いも興味があります。花が終わり秋になるとコットンボール(白い綿)が見えるようになります。これを集めて綿製品ができます。写真は8月4日に撮影しました。