つくば実験植物園にある数本の「イイギリ」の大木に赤い実が目立つようになりました。9月中旬は、まだ緑の葉も綺麗で、強い日差しを受けて緑の葉に生える赤い実がとても綺麗です。この実は冬の小鳥の餌として貴重な物のようで、冬には、鳥が集まって実を食べているのを観察できます。写真は9月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で展示されていました。直径5㎜程度の可愛い黄色い花を咲かせています。我が国では奄美大島に分布することからの和名のようです。渓流沿いの岩の割れ目辺りで生育するようですが、近年の護岸工事の進捗などで、生育環境がなくなり、絶滅が危惧され「絶滅危惧IA類(CR)」に指定して保護されています。写真は9月22日に撮影しました。
9月中旬頃に咲く「明日葉」の花です。つくば実験植物園の観察路脇で白い花を咲かせていました。最近は、野菜として産直あたりでも春先から夏ころまで販売されており、美味しく若葉を戴きます。写真は9月15日に撮影しました。
9月に入って秋桜があちこちで綺麗に咲いていますが、中でも遠くから見ても鮮やかなコスモスが、写真の「黄花秋桜(キバナコスモス)」です。暑さが一段落する時期に見かけるこの花には癒されます。写真は9月15日に霞ヶ浦周辺で撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で見つけました。小さな白い花が咲く桔梗の仲間だそうです。奄美大島・沖縄の琉球列島の海岸付近に分布していると記されていました。日本の固有種で、絶滅危惧IB類(EN)に指定されて保護されrています。茎が地面に沿って匍匐するように広がる性質があり、「蓆」の和名の由来のようです。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央広場にパンンパスグラスの雌株と雄株が並んで穂を出しています。草丈が高いので、遠くからも綺麗に見えます。白い輝くような穂が雌株で、茶色い色をしたのが雄株です。南米の草原(パンパス)で咲く事からの和名です。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物展示区画で、夏の野菜が展示されていました。9月になって、ニガウリ(ゴーヤ)も黄色く熟れてきました。植物園では、野菜や果物の花から種が取れるまでを観察できるようにしてあります。夏が終わろうとする頃実って種がむき出しになります。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園出始めてみました。食虫植物で白い梅の様なきれいな花の周りには腺毛があり、粘液を出す長い葉があり、これで虫を捕食するようです。我が国では、豊明市周辺の一地域にのみ生存が確認される保有種で愛知県の天然記念物」として大切に保存されています。写真は9月8日に撮影しました。