鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

雷雨

2024-05-08 22:02:21 | 自然・気象

くもりのち、午後から雷雨。

雨が降って来て、急激に気温低下。

肌寒いようなので、1枚着ると、蒸し暑いような???

そんな5月の気温。

 

北関東には雷雨注意報。

流石に、雷都。

 

連休が終わって雨の日の連続。

 

雨音を聴きながら、本を読んだり、漫画を読んだり、うとうと眠り・・・。

この数日、こんなことの繰り返し。

 

そろそろ、冷蔵庫の食糧も尽き始めた。

明日は、買い出しにいかなければ・・・。

 

 

 


立夏(2024)/真夏日

2024-05-05 21:00:36 | 自然・気象

最高気温30度超え。

昼過ぎから、熱を帯びた強風が吹きつける。

 

節入り。立夏。

暦の上では、もう夏。

寒さもイヤだけれど、暑いのもイヤで、我ながら、コンフォート・ゾーンの狭さには閉口。

 

連休中盤から後半にかけては、好天に恵まれて、何より。

 

一昨日。

私鉄駅前の映画館へ出向いた折、蔦の絡まるカフェを発見。

なかなかに、趣のあるカフェで、今度、入店してみたいな・・・。 

 

木造の家に絡まる蔦は、建物を締め付けて、劣化させるらしい。

コンクリートなどは、木造よりは、耐久性があるようだし、西洋などでは、レンガ造りの建物(教会とか)に蔦の絡まった様子は風情がある。

 

夏に向かって、植物も勢いを増してきた・・・立夏。

 


カルガモ

2024-04-29 22:06:01 | 自然・気象

くもりがちながらも、真夏日に近い気温。

 

雷都の中心部から離れると、田園風景が広がる。

水の入った田んぼには、カルガモの姿が・・・。

シロサギ、アオサギも。

 

旧居住地では、周辺が田んぼだったので、今時分は、カエルの大合唱。

そろそろ、針槐(ニセアカシア)のシーズンだな・・・なんて思いながら。

先週。旧居住地迄。

いつもお詣りしていた弁財天さんの池にも、カルガモがいた。

単独のカモ。

スマートフォンのカメラを向けたら、飛び立ってしまった。

後ろ姿だけかろうじて写ってた・・・。

 

旧居住地は、長年住んだ場所なので、それなりに思い入れがあるけれど、戻りたいか・・・と問われれば、もういいかなと思う。

それでも、あの樹々にかこまれた家の空気は、極上だった。

 

雷都の家は、街中で、空気が悪いし、水道水の塩素には辟易した。

・・・もっとも・・・旧居住地でも、水にはあまり恵まれなかった。

水質検査では、ギリギリ・・・。

塩素と井戸水・・・どっちが身体に悪いのかは謎だけれど、長年住んでいて、特に特に身体的にどうのこうの・・・ということはなかったので、それなりだったのかもしれない・・・。

そして何故か、十年おきくらいに、井戸は涸れた。

 

水と空気が、タダの時代はとうの昔に終わったのかもしれない。

 

 


雉鳩(キジバト)

2024-04-14 21:50:23 | 自然・気象

初夏の陽気・夏日続く。

 

朝・・・。

1階の障子をあけると、庭の仕切り用に積んであるコンクリート・ブロックに、キジバトが背を凭せ掛けている姿を発見。

鳩・・・が・・・あの姿って・・・???

鳩が、ブロックを背もたれにして横たわっているのであった(丁度、猫が横向きにくつろいでいるような感じで)。

もしかして・・・???昨日、一昨日と、夜間に、猫の鳴き声がしていたので、もしかすると猫(或いはカラスとか・・・)に、襲われて手負いのまま、息絶えてしまったのかも・・・。

窓越しにジッとみてみるのだけれど、もし死んでいたらどうしよう・・・案外、ガタイのデカイ鳩だし、わたし、なんか、触れない気もする。

重量ありそうだし、ウィルスとか怖いし・・・?

 

・・・動かないし・・・死んでるよな???

キジバトは野鳥か・・・野鳥は、保健所か???

ああ・・・どうしよう・・・!!!

こういうときには、相方に聞いてみるか・・・と思って窓を開けた瞬間、横たわっていた鳩は、パッと首を動かした。

どぁ!生きてるのか、怪我しているのか・・・それなら助けんといかんがな・・・やっぱ保健所か?日曜日って営業?しとるのか・・・それとも獣医師か・・・と私の脳は、普段の数十倍の速度で、ありとあらゆることを考え出す・・・。

鳩は、私を見つめると、バタバタと羽を羽ばたかせて、飛んで行ってしまった。

後から考えたら、写真でも撮っておいたらヨカッタのかも?

 

ああ・・・生きていたのか、よかった、よかった・・・自ら去って行ってくれてありがとう。

 

それにつけても・・・あの奇妙な姿勢で、ヒトんちの庭で、横になっている鳩なんて、初めてみた・・・。

そのヘンな寝方?に数分間で、様々なコトを考えた日曜日の朝・・・。

 

そういえば・・・去年の5月には、空家にしておいた拙宅2階のベランダ隅っこに、小枝が大量に溜まっていて、よくみると鳩の羽が・・・。ここで営巣する気か・・・???ということで、巣材の小枝(小枝というには長すぎる)を撤去したことが2回程。

 

洗濯物を干そうとしたら、お向かいの御宅のテレビアンテナに、ちょこんと鳩が止まっていて、コチラを見ていた・・・。

さっき、ウチの庭で、へんな姿で寝て?いた鳩かもしれない・・・???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


卯月の始まり(2023)

2024-04-01 23:26:07 | 自然・気象

どんよりと曇りがちの新年度のはじまり。

昨日の夏日の気温は、落ち着いて、平年並みに戻るも、朝晩は、まだ寒い。

 

久しぶりに外出。

木蓮花盛り。

蘇芳(すおう)、連翹(れんぎょう)も花盛り。

染井吉野は、一分、二分咲き・・・といったところ。

雷都駅沿いの田川河畔の枝垂れ桜見頃。車の中からの御花見。夕刻からは、ライトアップされるようだけれど、夕刻は、混むので、このルートは迂回。

 

ツバメがやってきた。

南の国から。

あんなに小さい身体で、海を渡って、戻って来る。生まれた日本へ。

タイワン、タイ、フィリピン、小笠原・・・。

飛行距離は、2000kmにもおよぶそう。

 

北に戻る白鳥も、3000kmを飛行するけれど、その体重からは、想像できないくらい。

過酷な旅。

どれだけ生きて日本にたどり着くのだろう。

ツバメも白鳥も・・・海を渡って、往来する。

すごいなぁ・・・私は、1km歩くだけで、疲れてしまうのに。

 

花も鳥も・・・春になった卯月・4月はじまりの日。

 


夏日・桜開花(2023)

2024-03-31 22:07:10 | 自然・気象

夏日続く。

市内の桜の標本木開花。昨年より、10日程度遅い。

夕刻、強風。

 

3月としては、記録的な高温ということで、春をスルーして初夏になった・・・日曜日。

黄砂の影響で、室内干にしていた洗濯ものであったけれど、やはり厚手の綿の衣類は、乾きが悪い。

二度手間だけれど、洗い直しをして、外干しをする。

花粉にまみれているんだろうな・・・などと思いながら。

 

春は、風の強い日も多くて、春に強風が吹くと、母の亡くなった日、その後の法事(四十九日)も、強風だったことを思い出す。

 

まだ十代だった頃、手術を伴う加療入院をしていて、手術をしたのがちょうど、今頃。

4月になってから・・・だったと思うのだけれど、眠れぬ夜間に、春の嵐が吹いていたとき、やはり不安だった。

3月の嵐も、4月後半になれば、メイ・ストームと名称が変わる。初夏へ向けての嵐となる。

 

山の下を風が通り抜ける(嵐)・・・易経では、山風蠱。

風が山を越えないので、腐敗を意味する卦。

モノゴトの停滞、諸事思うように進まず・・・。

 

嵐にもいろいろあるけれど・・・。

山風蠱で、思い出すのは、これから気温が高くなると、これまでのように、1週間の一度、酷い時には、2週間に一度くらいの生ゴミを溜めておくわけにはいかなくなってくるかなぁ・・・などと、このあたりで、もうヒトとしての腐敗度も進んでいるってコトかも???

 

 


沈丁花・花の季節

2024-03-27 23:19:26 | 自然・気象

数日ぶりの朝から晴れ。

日差しは暖かいけれども、午後から冷たい北風。

気温のわりには、暖かさは感じられず・・・。

 

久々の晴れ間なので、洗濯物。

ベランダにでると、沈丁花の香り。

お隣さんのお庭にある小さな木に咲かせた花が、春の香りを運んでくる。

 

沈丁花・・・。

沈香。

沈む感じではないような・・・沈丁花は、春の香り。

 

対をなすような芳香は、秋の金木犀。

こちらは、華やかな香り。

秋の訪れを告げる花。

 

あと数日で、4月になるけれど、今年は、桜のたよりも遅れているのは、やはり3月は、寒かったのかな。

去年は、3月19日に桜の開花があった(旧居住地で)。

このぶんだと、来週あたりかな・・・。

4月は、一気に花の季節に突入。

 

まず桜かな。

花の季節・・・すぐそこまで。

 

 


週明けから、寒の戻りの予報。

2024-03-16 22:19:00 | 自然・気象

最高気温20度にもう少し。

春本番の暖かな土曜日。

来週から、また冬に戻ったような?寒いお彼岸となりそうな予報で。

 

やはり暖かいのは嬉しい・・・。

今年は、暖冬傾向だったけれど、雪なども降って、暖かいのか、寒いのか・・・と言えば、氷点下5度以下には、下がらなかったから、暖かい冬だったと言えばそうなのだけれど、日中の気温が、5度から10度くらいだったから、寒いと言えば、寒かったんだろうなあ・・・などと。

この地で過ごした最初の冬。

シンシン・・・と冷える1階とキッチン。

週明けから、また冬に逆戻り・・・なのかな。

 

寒くなったり、暖かくなったり。

繰り返しながら季節は巡る。

 

桜のたより。

来週かな・・・それとも、少し先延ばし?

 

 


大寒 2024

2024-01-20 19:55:11 | 自然・気象

大寒・・・とは、思えぬ明け方の気温3度。

氷点下ではない朝が続く。

例年だと、氷点下5度以下・・・なんて朝が続くのが普通なのだけれども。

やはり、今年は暖冬なのかも。

・・・もっとも、日中は、みぞれまじりの雨で、気温は、7度止まり。陽も差さないので、やはり寒い・・・。

 

今を去ること・・・20と数年前。

これは、毎年、この大寒の時期になると書いてしまうのだけれど、氷雨降る日の面通し(派遣の面接)だった。

本当に、寒い日で、寒さと相まって、勤務先が決まるか、否か・・・不安の中に居た大寒であった。

知っている人が誰一人居らず、女性の派遣は、若いひとばかりで、心許なく、超絶な不安の中に居たのだった。

派遣された場所も、工場内の一角の事務所で、老朽化していて、お手洗いも古くて、二つ並ぶ個室のドアの隙間が数ミリ空いていて、ちょっと困った。

お手洗いの入口ドア付近に、つっぱり棒が渡してあって、知らずにお手洗いに入るドアを開けると、レジ袋(市内の菓子メーカーが不ぞろいや型崩れした煎餅やらチョコレート、クッキーなんかを廉価で売りに来て、昼休みに食堂で、買ってきて、各自このつっぱり棒に下げていていた)が頭に当たる。

しかも・・・トイレと更衣室を兼ねていて、個人ロッカーも併設(・・・気分の問題かもしれないが、そこにお弁当など置いておくって、なんだか、物凄くイヤだったので、私が個人ロッカーを使ったコトはなかったし、新人が入ってきたら、いつの間にか、私のロッカーではなくなくなっていたあたり、人権???問題だよな・・・一言、断ってくれればいいのに・・・と不快だった。まあ、派遣なんで、文句も言えなかったんだけれど・・・)。

一日目から、気が滅入ったけれど、その前に3週間くらい派遣されていたメーカーの1/4くらいの通勤時間だったし、月末月初以外は、残業も殆どなかったんで、続けられるなら続けてみて、ダメだったら辞めようと思っていた。

・・・なんてことは、以前のこの拙なブログにも書いていてたぶん重複していると思うのだけれども。

若い派遣のお姉さんたちに馴染むこともないまま、淡々と冬の寒さをやり過ごしていて、その年の春分の日に、桜の開花があった。

随分と早い開花で、暖かくなって来て、嬉しかったのは、それだけだった。

 

大寒の日に始まった新しい派遣場所に、12年半留まり・・・。

その間に、猫は居なくなり、それから母も亡くなり・・・ほんとうにひとりぼっちになってしまったな・・・などと思う大寒らしかぬ最低気温、大寒と言えば大寒らしい日中の気温の中・・・やはり印象に残る大寒の日のことを思い出した令和六(2024年)の大寒の土曜日。

 

 


小正月・善哉

2024-01-15 20:35:52 | 自然・気象

氷点下3度。乾いた冬晴れ。

小正月。

年明けから2週間。

毎年、同じことを書いてしまうのだけれど、初詣に行ったのが遠い昔のよう・・・。

やはり、寒いから、なんとなく、時間経過の感じ方が違うのかな・・・とか。

 

祝日が、曜日の並びによって、アチコチ移動するようになって、面倒だったらありゃしない・・・っていうのは、きちんと働いているひとだから、言えることであって、365日休日の私が、文句を言う筋合いもないのだけれども・・・。

昔、1月15日は、成人の日であって、お休みだった。

極寒の・・・氷点下の朝、決まった時間に起きなくていいのは、もう極楽浄土以上の有難さで。

会社勤めは、午前8時から午前9時前後の始業というところも多いだろうから、その時間に間に合うよう、冬は、まだ夜の明けぬうち起きて、支度など初めて、自分ひとりの支度ならまだしも、仕事を持つ主婦の方などは、家事をこなし、家族の面倒をみなくてはならないから、時間なんていくらあっても足りぬことだろう。

そんな冬の・・・まだ夜も明けぬ午前6時に家を出なくてはならない時期があって、明け方の空には、まだ星が凍り付く空気の中で、瞬いていたりすると、やはり、冬の朝は、暖かい布団の中で、ぬくぬくしていたい・・・それが冬の時期の唯一無二の願望でもあった。

退職する前の会社でのルーティン・ワークに、広い工場内の敷地の一番遠くの建屋から、自転車で、書類の回収に行くのは、とても辛かった。

気温はまだ氷点下。雪・雨の日など、もう勘弁して貰いたい・・・。

 

冬の休日が冷たい雨か雪の日は、これ以上の幸せが何処に在ろうか・・・と思う位で、猫が居た時分には、布団の中で、猫とぬくぬくは、この上もない幸福であった。

そんな極上な幸せを味わえるのが、小正月で、少し長い年末年始休暇のあとの地獄の朝から、一時、開放される休日であった。

 

母が生きていた頃の小正月のお休みには、陽が上ったお昼前に起きて、

『お昼は、善哉(ぜんざい)でいいかい?』

と母に尋ねると、

『善哉(よきかな)、善哉(よきかな)。小豆大好き。』

と言って笑った。

小豆を茹でて、灯油ストーブで、お餅を焼いて、善哉を拵える。

 

母が亡くなって、小豆を煮ることもなくなったな・・・。

母の大好きだった小豆粥も久しく作っていない。