鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

落葉

2020-12-08 22:26:26 | 自然・気象

午後から、やや強い風。

風に煽られて、裏の雑木林は、クヌギなどの黄色い葉っぱが、吹雪ように舞っていて。

庭の楓も、落葉を始めました。

綺麗な赤やオレンジの葉っぱが、落ちてきています。

足元に、わずかに残った秋色。

パラパラ・・・と。

 

楓は、落葉すると、数時間で、しおれて、萎んでしまうようです。

樹上にあるときは、鮮やかな朱の色ですが、樹木から絶たれると、落ちて、乾いて、カサカサになって朽ちてしまうのが、ちょっと悲しいかも。

 

毎年、11月の終わり頃、朝目覚めると、一斉に、赤くなっている楓の木が、圧巻だったけれど、今年は、主木の大楓の1/3が、樹上で、枯れてしまっていたので、寂しく思った今晩秋でした。

楓の赤も、もうあと少しで、散っていき、寒い冬が、本格的にやってきます。

そのインターバルな鮮やかな晩秋の色。

秋の夕暮れの沈んで行く太陽の光を浴びた楓もまた圧巻。

オレンジ色の夕暮れの光の中で、楓の樹々は、冬支度の終了を告げるかのように、パラパラと赤い葉を落としていきます。

 

・・・もっと、もっと・・・何年も前から、楽しめばよかった。

会社員だった頃は、朝にちょっと見るくらいで、帰宅の頃は、暗くて、よくわからなかったし。

 

こんなに楓が好きなのは、前世で、山のタヌキだったのか、キツネだったのか、或いは、クマか、イノシシか、はたまたシカか、お猿さんだったのか・・・。

 

来年・・・新緑の頃に、また・・・その可愛い葉形と、光を緑色に染めるその姿で、お会いしましょう。