さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪榊原温泉・大観音寺で、 忘れていた記憶が甦る

2015年07月20日 13時05分07秒 | さくら的非日常の日々
7月20日(月・祝) 晴

「7月の第3日曜は、海の日ですよ」と、物知りのママが教えてくれた。
「休日が多いのはいいね♪」とサラリーマンの長男が言った。

とにかく、3連休のおかげで30年前の記憶と昨日、今日の楽しさを同期させ、次の30年には、ゆきとはるが自分の家族と一緒に長男夫婦をこの旅館に連れてきてくれることだろう。

そのときさくらは、もうこの世には居ないけれど、多分つがいの蝶々になって、喜びに来ると思う。

それこそが、【輪廻】であろうと思う。

                ◆

昨日、旅館に入るには少し早すぎるし、「大観音寺に行ってみようよ♪」とゆきみが言い、その言葉で30年前が走馬灯のごとくに甦ってきた。

そう。
この、レプリカだらけの、有り難いような、少し胡散臭いような、宗教美術館ともいえる一角を、度々訪れて祈ったのだった。


        

逝かれた恭子ねえさんが、誰かに聞いたからと言って榊原温泉の榊原館を予約してくれて、このがん封じの珍獣神に、ともに祈ってくださったのだった。

亡き妙子ねえさんも、亡夫も、もちろん私も、信じて手を合わせた。

溺れる者は、藁をも掴む。
【余命半年】の私も、それを支えてくれた家族も、同じ心境であった。


           

金箔が少し落剥し、それはそれである種の美を醸している。

盛者必衰の理、とでもいえようか。

        

大観音さまの掌と同じ大きさ!
…でっかい!


         



           


        



                       

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