
1月20日(水) 晴、風寒し
午後の急行で大阪に出た。
名張駅からの乗客は、さくらを含めて3人。
折から滑り込んできた特急には、人影がなく、「もしや、乗客は無し?」
途中の大和八木駅では、ほとんどが下校中の小・中・高校生と思しき若者群で、あとは高齢のご婦人が2人ほど。
こんな次第で、近鉄はもちろん電鉄各社、飛行機やバスに至る乗り物産業の打撃はいかばかりか、と出かけるたびに案じて切なくなる。
新型コロナ禍で、昨春から【自粛、自粛】と市民に足止めを強いるこの国の対病(対新型コロナ)戦略に、データから読み取ったり多くのDr方に取材を掛けたりして、当初から『新型コロナ、【懼れるべからず、侮るなかれ】』と申し上げてきた。
元々は「コロナウイルス」と呼ばれた新型肺炎の変種がSARS(2003年に終息宣言)を生み、10年後にMERS(2012年~、未だ終息宣言は出されていない)に変化してきた。
いま流行中の新型コロナウイルスの学名は先日も書いたけれど、SARSーCoV-2。 「重症急性呼吸器症候群(SARSーCoV-1)と称された一般的なSARSと違って、呼吸器を冒さない」とおっしゃる臨床医のDrもおられるので、今後の解明を待ちたいけれど、 今日現在で35万2689人が感染し、27万3846人が治癒に至っているというデータに見る限り、感染者と治癒者の比率が開きつつあることが懸念されるので、国はいち早く治癒者の事例からより確実なエビデンスに基づいた治療法を解明し、広く臨床医の先生方に敷衍して新型コロナを通常の季節型インフルエンザの治療のレベルに持っていくべきではないか、と思う。
死亡者数も日々発表されているけれど、亡くなられた方にはしかるべき理由が確かに、有る。
謹んで合掌をさせていただく毎日だけれど、まずは、生き延びる人のために確たる治療法の解明を!
◆
この感染症について、昨年の11月に、さる高名な大学名誉教授で臨床医でもおられるT先生と「年末年始から新年にかけて、従来の季節型インフルエンザと未だ終息していないとされるMERS、それに新型コロナとが一緒になって、大変な患者数になるよ」、「そうですね。今から案じられます。でも、新型コロナ、感染力が強いってことはそれほど強い毒性は持ってないのでは?
だって、強い毒性を持ったウイルスだったら、宿主(人間)を殺してウイルス自身も死ぬんですから、流行はしませんよね?」
大要、そんな会話をさせていただいた。
新型コロナ、懼れるなかれ、侮るべからず!

午後7時に大阪から戻り、寒気の増してきた中、名張の湯に立ち寄り、みすじ牛の定食をいただき、食後に和風スィーツとコーヒーをいただく。
9時半まで、温泉、炭酸泉で温まって、身支度をしっかりしてバイクで帰宅。
寒いかって?
いえ、いえ。 寒さを感じる前に自宅に着きましたぁ!
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