♪今日も、るり子さんの花は美しく咲いて…

３月１日 (月)

あぁ、今日から弥生３月！

一昨日の亡夫の祥月命日に、松阪の清光寺さんから法性様に甥で頂いた。
有難いお今日のあとで、少しお話をさせていただく中で、「この鳥獣戯画のような扁額は、どなたのお作ですか？」と訊ねられ、「まぁ、お訊ねいただいてありがとうございます！今は亡き恩師が喜ばれることでしょう」

松阪高校の国語科の教師・殿本聖典先生は、松阪郊外の神山一乗寺の先代ご住職で、高校教師を兼務しておられた。

ささら筆で描く河童の人生模様は、もともとシニカルな殿本先生の批評家精神が横溢しており、私が自宅を新築したお祝に頂戴した。

さっそく表装してもらい、今も私の宝物のひとつである。

のちに松阪高校で教鞭を執ることになった妙子ねえさんは、「妹の額を、私も欲しい！」と殿本先生に頼み込み、松阪の自宅の鴨居に同じような河童の扁額を掲げることになった。

子供のような亡姉のことなども思い出し、【転た感懐！】のひとときであった。

それからまた、法性さまは、「花が美しいですなぁ♪」と喜んでくださって、さくらもうれしい～。

仏花のほかに、香代子さんから頂戴した赤塚植物園の蘭、るり子さんの、あっちゃん先生の、花々♪

豪華なシルクフラワーの胡蝶蘭は、淡いピンクの５本立ち。
法性様にしげしげと見つめられて、少し恥ずかしそうに見えた。