3月20日(月) 晴
友人から相談を受けていた事故処理の件で朝からN氏に初めてお目にかかる。
初老の、常識のお有りの方のようで友人のために一安心する。
『金つなぎNews』の制作、観桜会、Newsの発送、朗読劇団の2日に及ぶ公演とその稽古、4月の芦屋美術館めぐりの企画と催行、今夏の墓所の件で九州の義弟を訪問することなど、スケジュールが埋まってしまっている。
すべて、自分が引き受けてしまったことだから、自分で処理していかなければならないのだけれど、5月の講演会の後援名義申請ほかの諸事も今から準備しなければ間に合わない。
この慌ただしい老婆の日々に、【義を見てせざるは勇無きなり】、【頼まれれば越後までも米搗きに】の性格が災いして、午前中は喫茶店で3人の話し合いが続いた。※つまりは、おせっかい焼き!
むろん、すぐに誤解が解けて平穏な日常に戻れる訳のものでもなく、友人と車の中で話の続きをしたりしている。
朝夕は冷え込む早春の日々とあって、午後、踊りのお稽古に出かける折には、病友の故・栄子さんゆかりの日傘をさして般若心経を唱えながら、集会所に向かう。
先週から、村田英雄さんの『無法松の一生』のお稽古が始まった。
私たち、金つなぎの会の活動をNHKテレビ『にっぽん点描』で視聴された村田さんが、「この人たちの活動は【目で見るクスリだね】」と言ってくださったのがご縁で、新歌舞伎座の公演にお招きいただいたり、金つなぎの会のパーティに来て歌ってくださったりして、私たちを励ましてくださった。
ご縁に、ご恩に、報いる。
ささやかな、ささやかな取り組みだけれど、村田さんの楽曲を踊らせていただきたい、歌を後世に伝えたい。
…で、『花と竜』(作詞・作曲:村田英雄、編曲;山路進一)を、過去いろいろなところで披露させていただき、今また『無法松の一生』(作詞;吉野大二郎 作曲;古賀政男)のお稽古を受けられる幸せ。
次の世の村田英雄さん、あなたの、日本人の心の琴線をふるわせる歌声に乗せて、拙くも踊らせていただくことで、ご縁の、ご恩の、万分の一でもをお返しできたら、と。
お稽古の帰り、直子さんとふたりで岡本さんの「カフェ・ラ・アミ」を時間外に空けていただき、お勧めのはちみつ紅茶をいただく。@400
岡本さん、素敵な時間をありがとうございます。
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