1月5日(金)
今日もみるくと過ごす穏やかな一日。
1月も10日過ぎから忙しくなるのだから、今のうちにゆっくりのんびり。
…いえいえ、そうは参りません。 庭のキゥイを収穫し、切干し大根を作り、残った大根葉を塩漬けにし、あぁ、私って、なんて貧乏性なの?
庭のキゥイは、今を去る16年前の夫の誕生日に、お祝いを買う時間がなくて氣にかけながら、大阪駅の地下街を足早に歩いていた取材の帰り道、ふと目に留まった花屋さんの小さな鉢植えを、「そうだ、この鉢をプレゼントに…」と咄嗟に決めた、そのキゥイなのだ。
高さわずか30㌢ほどの接木に2個の大きな実が成っており、「これは珍しいなぁ、わざわざ捜してくれたのか?」と、当時夫の喜ぶまいことか。
「出会い頭に決めたのよ」と、ほんとうのことが言えないまま、その後8年ほどは近くに雄木を植えたにもかかわらず、このキゥイは実をつけず、夫を見送った後のある日、「実をつけないなら、もう、切ってしまうよ!」と言ってやったら、なんと、その年の秋に1個だけ実をつけた。
翌年は50個が実り、それからは年々たくさんの実をつけるようになった。
今日も亡夫が手伝いに来て、晴れやかに笑っているような氣がして、訳もなくうれしい私である。
夜に入って、雨。 氷雨。
今夜は早く眠りましょう。
今日もみるくと過ごす穏やかな一日。
1月も10日過ぎから忙しくなるのだから、今のうちにゆっくりのんびり。
…いえいえ、そうは参りません。 庭のキゥイを収穫し、切干し大根を作り、残った大根葉を塩漬けにし、あぁ、私って、なんて貧乏性なの?
庭のキゥイは、今を去る16年前の夫の誕生日に、お祝いを買う時間がなくて氣にかけながら、大阪駅の地下街を足早に歩いていた取材の帰り道、ふと目に留まった花屋さんの小さな鉢植えを、「そうだ、この鉢をプレゼントに…」と咄嗟に決めた、そのキゥイなのだ。
高さわずか30㌢ほどの接木に2個の大きな実が成っており、「これは珍しいなぁ、わざわざ捜してくれたのか?」と、当時夫の喜ぶまいことか。
「出会い頭に決めたのよ」と、ほんとうのことが言えないまま、その後8年ほどは近くに雄木を植えたにもかかわらず、このキゥイは実をつけず、夫を見送った後のある日、「実をつけないなら、もう、切ってしまうよ!」と言ってやったら、なんと、その年の秋に1個だけ実をつけた。
翌年は50個が実り、それからは年々たくさんの実をつけるようになった。
今日も亡夫が手伝いに来て、晴れやかに笑っているような氣がして、訳もなくうれしい私である。
夜に入って、雨。 氷雨。
今夜は早く眠りましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます