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11月5日(月) 曇
曇り空ではあるけれど、数日ぶりの穏やかな、晩秋にしては暖かい一日。
まだ明るい午後5時に、近くの歯科に行った。 下の臼歯にジルコニアの歯をかぶせていただく、その歯型取りのためだ。
上下の歯型を数回とってもらって、最後の歯型を歯茎全体にぐっと装着して数分。
「歯型、外すのが遅くない?」、不幸にも予感が的中し、衛生士さんが外しに来られた折には、歯型の印象材(型取りのためのシリコーン材)がしっかりくっついて、もはや外れない!
歯茎と歯型の間に、「空気を入れますね」って、ぶわっと風圧を掛けてもらったけれど歯型はビクともしない。 それどころか、ますます固くくっついていく。
男性のDrが来られて、ぐっ、ぐっと動かしてくださったけれど、「うぐっ、あ、いててて…」 歯が抜けるような引っ張られように、「あわわ、 あたた、たた。 うっ、 うぅ~」と、思わず涙目になり冷や汗もたらり。
院長先生が、少しずつ印象材をカットしては捨てる作業を繰り返してくださって、およそ20分後に歯型が外れた。
「最初に外すタイミングが遅れたんでしょう?」、「いえ、いえ。 最近の印象材は、とても良くくっつくんです」、「稀にこんなこともあるんですよ」
NET検索をしてみたら、もっと些細なことで、「もう、イヤ!」と訴えておられるケースばかりで、さくらのような体験談は、今の時点で見つからない。
ほんとうに、稀にアルのかしら、ね?
いや、まったく。
帰るころには外は夜。
イルミネーションが瞬いていたよ。
きたくして、我が家の電飾の大号を飾りつける。 お若くして卒然と逝かれたT社長、長くがんを病んで頑張っておられたさっちゃん、立派な著書を残して逝かれた美保さん…
思いをこめて、いざ、点灯。 白い光が瞬いた。
次の世で、明るく晴れやかに勝也君しておられるように思えた。、
午後は、踊りのお稽古だった。
来月にはまた、比奈知文化センターの舞台が迫っている。
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