
カラオケ教室の帰りに、ナガオさんと散歩に行くことになり、秋の日が創る長い長い影に、冬の到来を感じている。
途中、ご近所のタルミさんに出会い、「散歩がてらに、お賽銭持って名居(ない)神社に行くんです」、「名前は聞いたことがあるけれど、どこにあるのかも知らないわ。 連れてってくださいな」
さくらは長年、大阪に勤めていて地元のことは、ほとんど知らない、と言っていい。
渡邊さんも合流されて、4人でお散歩。
楽しいな♪

富貴ヶ丘に隣接する比奈知の奥まった一角に、その神社はあった。
さくらの住んでいる三重県名張市は、地名の語源に諸説があるものの、名張の地形が山間に隠れて目立たないことから「隠れる」の意をもつ、古語の「隠(なばり)」が転じたとする説で知られている。
『古事記』には「那婆理(なばり)」と表現され、『日本書紀』では「名墾の横河(名張川)」の表記もみられるという。
また、『万葉集』の、「わが背子は 何処(いずこ)行くらむ 沖つ藻の隠(なばり)の山を 今日か越ゆらむ(私の夫は今頃どこを旅しているだろう。隠の山を今日越えているだろうか)」という歌でも、広く知られている。。
「名張」の表記が広く用いられるようになったのは、『古事記』が完成したころである、と物の本に記載が残ることからみても、この街は奈良時代以前から存在した、まことに由緒のある地域であったと、容易に知れる。
また、伊勢神宮領の六箇山(むこやま)の一つであったとも記録に残り、域内の下比奈知には、延喜武神名帳にその名を残す名居(ない)神社があり、名居は、地震を「なえ」、または「ない」と言うことに由来し、つまり名居神社は、自身の神様なのだ!
名居神社由緒書には、『日本書記によれば推古7年に大和地方が中心の大地震があって諸国に地震の神が祭ら れた
伊賀では当名居神社がそれであろう。ナイは地震の古語である江戸時代は国津大明 神と稱し比奈知川上流に散在する
国津神社の惣社であった』と記載されている。
祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命の別名) 配祀(主祭神のほかに、同じ神社の中に他の神を祭ること)
少彦名命(すくなひこなのみこと)、天兒屋根命(あめのこやねのみこと=天の岩戸から天照大神を導き出した神)、市杵嶋比売命(いちきしまひめのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)
蛭子命(ひるこのみこと=伊弉諾岐命と伊弉諾美命との間に生まれた最初の子)』 とのことで、なかなかに由緒正しき弊社なのだ。
私たちは、神妙に手水を使い、恭々しく鳥居をくぐった。



途中、ご近所のタルミさんに出会い、「散歩がてらに、お賽銭持って名居(ない)神社に行くんです」、「名前は聞いたことがあるけれど、どこにあるのかも知らないわ。 連れてってくださいな」
さくらは長年、大阪に勤めていて地元のことは、ほとんど知らない、と言っていい。
渡邊さんも合流されて、4人でお散歩。
楽しいな♪

富貴ヶ丘に隣接する比奈知の奥まった一角に、その神社はあった。
さくらの住んでいる三重県名張市は、地名の語源に諸説があるものの、名張の地形が山間に隠れて目立たないことから「隠れる」の意をもつ、古語の「隠(なばり)」が転じたとする説で知られている。
『古事記』には「那婆理(なばり)」と表現され、『日本書紀』では「名墾の横河(名張川)」の表記もみられるという。
また、『万葉集』の、「わが背子は 何処(いずこ)行くらむ 沖つ藻の隠(なばり)の山を 今日か越ゆらむ(私の夫は今頃どこを旅しているだろう。隠の山を今日越えているだろうか)」という歌でも、広く知られている。。
「名張」の表記が広く用いられるようになったのは、『古事記』が完成したころである、と物の本に記載が残ることからみても、この街は奈良時代以前から存在した、まことに由緒のある地域であったと、容易に知れる。
また、伊勢神宮領の六箇山(むこやま)の一つであったとも記録に残り、域内の下比奈知には、延喜武神名帳にその名を残す名居(ない)神社があり、名居は、地震を「なえ」、または「ない」と言うことに由来し、つまり名居神社は、自身の神様なのだ!
名居神社由緒書には、『日本書記によれば推古7年に大和地方が中心の大地震があって諸国に地震の神が祭ら れた
伊賀では当名居神社がそれであろう。ナイは地震の古語である江戸時代は国津大明 神と稱し比奈知川上流に散在する
国津神社の惣社であった』と記載されている。
祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命の別名) 配祀(主祭神のほかに、同じ神社の中に他の神を祭ること)
少彦名命(すくなひこなのみこと)、天兒屋根命(あめのこやねのみこと=天の岩戸から天照大神を導き出した神)、市杵嶋比売命(いちきしまひめのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)
蛭子命(ひるこのみこと=伊弉諾岐命と伊弉諾美命との間に生まれた最初の子)』 とのことで、なかなかに由緒正しき弊社なのだ。
私たちは、神妙に手水を使い、恭々しく鳥居をくぐった。




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