さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪天高し  亡夫が庭に舞い降りて  石蕗の花に凛と止まるよ!

2014年10月26日 23時05分18秒 | さくら的非日常の日々
10月26日(日) 晴、夜に入って雨になる

本当に久しぶりの休日。
日曜のせいか、誰にも会わず、脇坂社長、竹内さん、香代子さん、典子さん、美代ちゃんら数人の方と話したのみ。

腫瘍マーカーが上がってきたという美代ちゃんとは、20分ほど携帯電話で話し合う。
美代ちゃん、一緒にがんばろうね♪

同じように卵巣がんの転移を告げられた、Kさんのことなども思いながら、「まだまだ、大丈夫! 闘う武器はあるのだから!」と話す。

…少しは気持ちが落ち着いたかしら?

庭に出て雨戸を繰っていたら、紋黄蝶が一羽、ひらりと舞い降りた。
そのあと、さくらの猫ひた農園のトマトの木(文字通り、木のようだ)を抜いているところに、また別の黄揚羽が、ひらりと来たのだ。

「あぁ、お父さん♪」
亡夫はいつも、季節の蝶々になって会いに来てくれる。
いつかの夏の、大きな大きな黒揚羽との出会いは圧巻であったよ、と思い出す。

携帯電話で後を追ったら、黄揚羽は庭の隅の石蕗(つわぶき)の花に凛とした姿で止まっている。
もう一羽の紋黄蝶は、高く青い空に駆け上がるように飛んでいった。


   

蝶々を追って小さな庭をあちこちしたおかげで、ひっそりと咲き競う花たちに眼がいった。

健氣だね、秋の花々♪



   

夏の花も、未だに咲き続けてくれる、うれしいさくらの庭。
蝶々も、来てくれるし。


             

トマトの木を抜いたら、影に隠れていた柚子の実がひとつ、大きく育っている!
春に造園屋さんが消毒をしてくださって、花盛りだった柚子の木が悲しみの落花となった。

落花狼藉とはこのことか、と怒りに震えたけれど、落ちた花々は帰らない。
「今年は実を諦めて、木を大きくしましょう、なにしろ二人の孫娘の幸せをねがって植えた花柚子だもの♪」と納得して、今に至っている。

この実が、黄色い柚子に育つまで楽しみに待つことにしよう。
ほかにも黄色い実が着いていたら、もっと楽しいから!


           

トマトを抜いたあとに、石灰を撒いた。
これで土の質を換えてから、鶏糞を鋤き込んで、小松菜の種を蒔こう♪

これもひとつの抗がん闘病法♪
がんは、小松菜のビタミン、ミネラル、フラボノイドに出合えば、ひとたまりもなく死滅するのだから!!




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