11月17日(日) 晴
一昨日から帰省して【祈りの電飾】飾りつけを手伝ってくれた次男が、大阪に帰るついでに、名張駅から近鉄・榛原駅までの30分余りを車で送ってくれることになり、黒川さん、ニシカワ君と4人でわくわく出発。 次男と西川くんは中学の先輩&後輩で共通の学友も居て、話が弾んでいる。
今日は金つなぎの会・秋の温浴ツアーで、三重・赤目温泉の紅葉を愛でる集いだ。
榛原駅集合で、15人が大宇陀の大願寺の紅葉に癒され、薬草料理に舌鼓を打つ。 以前は名産の吉野葛で何がしか鄙びたこんにゃくに似せた料理を供し、3000円ほどで供されたものが、葛の原料不足の故か薬草料理とのことで、京料理のような手の込んだコース料理が4500円と高額になっている。
ランチにはいささか重くもあったけれど、それなりに堪能し、何よりも境内の紅葉のすばらしさに目を奪われ心に幸せが満ちて来た。
金つなぎの会では【今年の紅葉は今年限り】と称し、生き延びた喜びを年々重ねて来たけれど、今ではがんを抑え込み、認知症や頻尿が話題に上るほどになった。
けれどもやはり、改めて、【今年の紅葉は今年限り】と思いを深くする。
床の間の山茶花の立華が潔く、一品ごとに丁寧な説明もあって、供する側の心意気が伝わり、心地よく地酒に酔った。
宿泊は、赤目温泉のトマルカフェSANKAKU。
NETで見つけて全館17ベッドの小ぢんまりしたホテルが、まことに本物の施設ともてなしで心に響いた。
前日に体調不良のキャンセルも出たけれど、今夜はむろん、有難くも金つなぎOnlyだ。
夕ご飯は、魚介のヴイヤベース、伊賀牛のローストビーフ、特製ソーセージ、サラダ、特製のチーズケーキとヨーグルト、珈琲or紅茶。
お若いオーナー・シェフ夫妻による、掛け値なしの美味・満足!
二次会は2階の大広間で、お若い黒ちゃんのフラダンスからスタート♪
フラには珍しい『あぁ、人生に涙あり』で、男性3人組が黄門さまに扮して印籠を見せたり、全員が「365日の紙飛行機」に併せて紙飛行機を飛ばしたりして、黒ちゃんの企画に金つなぎ一同拍手喝采で免疫力を揚げる。
フラの先輩・せっちゃんも途中から熟練の技を披露されて、「さすが~!」。
ニシオ氏がカラオケセットを持参され、カラオケ喫茶のママさん・せっちゃんと皆に【歌って歌って誤嚥予防】を実践。 青春歌謡、ムード歌謡、コーラス曲などで盛り上がる。
金つなぎの宴が一段と盛り上がるのは、大ジャンケン大会だ。
会発足間もないころ、食道がんの肺転移で闘病に疲れ、タイや旅館の大広間で座り込んで動けなかったアンドウさんに、「自然治癒力・自己免疫力を揚げるためですから座ったままでもよろしいから、ジャンケンに参加を!」とお誘いし、勝ち進んだアンドウさんがいつの間にか自力で立ち上がり、最後まで残って優勝されたときには、全員祝福の拍手で免疫力の賦活をふつふつと感じたのだった。
あの、【金つなぎ・松阪の一夜】は全員の経験則として今に伝わり、今では相対する2列が「最初はグー!!」で「勝ち組はこちら、負け組同士で勝ちに行きましょう!」などと、順番が決まる。
今回のプレゼントには、ゆっこさんがお得意の手芸の腕を活かして全員のためのガーランドを手作りされ、せっちゃんは新品のバッグ類を数々、ちゑこさんは丹念に手編みされたベストを5着、黒ちゃんからはパウンドケーキなども集まり、「ジャンケンだけではもったいないね」とのことで、急遽あみだくじを作って、2倍の楽しみとなった。
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