1月11日(水) 晴
穏やかな暖かい日。
長男と次男に手伝ってもらって、1か月かけて飾り付けた『金つなぎ 逝者鎮魂生者安寧 祈りの電飾』を、今日から粛々と片付けにかかる。
今年は11月2日に、18年共に暮らした家猫・みるくを見送り、その9日後にPCR 検査で擬陽性が判明し、5日間の禁足を余儀なくされた。
発熱はおろか風邪症状も全く無くて、後遺症すら覚えないのに、ご近所さまへの配慮から2週間の禁足を自らからに課し、なおまたその月末には、高校の同級生8人と『秋の芦屋奥池美術館巡りの旅』を企画していたものだから、皆々さまには、本当にご迷惑とご心配をおかけした。
重病を養う身なので、主治医先生にご相談の上、日ごろから「一切のワクチン投与を受けず【自己免疫力・自然治癒力】でウィルスに立ち向かう」と決めているけれど、「新型コロナウィルスに、勝った!」
と思うと、勝利の快感に雀躍りしたくなるのであった。
その一方で、家猫を見送った心の痛手は日を追うごとに深まり、一日中ぼんやりと過ごし、椅子に座って眠りこけたりもし、訪ねてくださったご近所の友人方や長男に、本当に心配をかけた。
12月には、難聴がひどくなり補聴器を着けても聴き取りができなくなった。
息子たちが心配するので、近くの久保クリニックに行き聴覚検査を受けた。
院長先生が「年齢相応に聞こえていますが、あなたの脳が聞こうとしないのですよ」とおっしゃって、ペットロス、寒冷ストレスなどを指摘してくださった。
耳周りの血流障害と手指のしびれの薬を処方していただき2週間で、どうにか旧に戻ったような氣がしている。
素敵な大人たちのつどい『枚方会』の忘年会も、無理をお願いして延期にしていただいた。
諸々、知己の皆々さまに申し訳なく、2か月もの間足がすくんで前に進めなかった。
自分の心の弱さを知った貴重な体験であった。
一塊りのステーションには8口から14口までのジョイントがつながり、息子たちには「電気事故につながるのでは?」と心配されているけれど、「最近はLEDのオーナメントなどを追加して電力使用を減らしているので大丈夫と思うわ。とにかく、今年はこれでいきます」と言い張って、3年目を迎える。
今年も無事に終われて、ありがとうございます。
半日励んで、この程度。
時間を見つけて、頑張らなくては。
…しかし、しんどいね。
座り込みたくなるね。
そして、脚立に腰かけて、ぼんやりと空を見ている。
以前の私にはなかった姿で。
釣り下げていたオーナメントを塀の上に並べ、錘にしていたペットボトルの水を抜く。
これで、全体の約2割を仕舞い終えた。
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