♪ 明日は富貴の会の『第１０回作品展』が開催され、明後日はａｄｓホールで『櫻の花の散るごとく』を舞わせていただく所存

１０月６日（木）　　　晴

集会所で、明日から開催される老人クラブ・富貴の会作品展の出展受付と準備が進んでいる。

毎年、踊友にして会の副会長を務めておられるワタナベさんに搬入も搬出もお願いして、一度のお手伝いもしないままに過ぎた。

実際、これらの日々が所用で止む無き外出を余儀なくされていたからだけれど、今日は幸い、時間が取れて病友の西尾氏夫人が、金つなぎの会創設２０周年記念に贈ってくださった、櫻花爛漫の手づくりタペストリーをボードに飾り、テーブルの飾り台には、津市の楽々窯に通って焼いた、櫻の花びらのお皿や葉っぱのお皿などを飾った。

「今年もこのタペストリー？」、「はーい、病友の奥さまが１年がかりで作ってくださった、貴重な金つなぎの宝物なんですぅ」

がんを病んでも、【めげない、逃げない、へこたれない】生き方で勝ち抜ける！、抗がん闘病の象徴のようなタペストリー。　今年も事務局のご了承をいただいて掲げさせていただく。

役員さん方は早朝からのご参集で、少し休憩なされる方も。

でも、皆さま、とてもお行儀よくて。

ありがとうございます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

午前中は、西川先生が出稽古で最後のお稽古をつけてくださった。

膝が少し痛いとおっしゃる先生には応接間のソファを客間に向けて座っていただき、ダメ出しをいただいた。

明後８日の午後４時半過ぎから、ａｄｓホールの大舞台で新舞踊『櫻の花の散るごとく』（細川たかし）を舞わせていただく。

未だに、突然所作を間違えたりして、「大丈夫かなぁ？」

心配になる。

なのに、「母の最初で最後の大舞台、観に来てね」と、息子たちにメールを送り、重ねて「私のお葬式に流したいから、動画撮影をしてくれない？」と、無神経な願いもしてしまった。

息子よ、早々と母の逝去の話題を持ち出されて、不愉快であろうけれど、許したまえ。母は息を引き取る最後に、必ずあなたたちに感謝の言葉をを伝えて逝きますから。

　　　　　　　　　　　　　　　　

【我が家の３人目の息子】を自称しておられる若旦那は、再発脳しゅようの現実をおおらかに受け入れ、片道１時間半の通勤時間をかけて大阪の企業に勤めておられる。

過日、美味しいお好み焼きをごちそうになった折、秋の酒類値上げの話題から、「旧の価格で買えたら、晩酌の発泡酒と焼酎を買い溜めしてあげる」と約束したので、夕方、マックスバリュに買いに行った。

ついでに目の前で半額のラベルを張ってもらったお寿司とカツオのたたき、健康維持のために調理の簡単な青梗菜と味付け雌株の画像をLINE送信したら、「買ってきてください♪」

　　　　　　　　　　　　　　　　

「一緒に食べましょう」と誘ってもらって、さくらはお赤飯とたたきとめかぶ。　彼は発泡酒で、さくら♪はごぼう茶。

今日も少しは誰かのお役に立てて、幸せに過ぎた。

吾唯知足、是即道。