1月25日(木) 曇、粉雪舞う
久しぶりに予定のない一日。 応接間に積み上げたダンボール箱をひっくり返し、捨てるもの・残すものを確認する。 貧乏性だから、本当に捨てられないものが多く、ダンボールがなかなか減らなくて困っている。
午前中は冷えと寒さに閉じ込められ、午後には運動不足でイライラしてきた。 ルームランナ―は1回30分と決めている。 ニュースを観ながら、韓流ドラマを見ながら、少しは体中に血流・リンパ流が巡る心地はするけれど、やはり外に出て風を感じ何かをする体験に勝るものはないので、散歩がてら徒歩約30分の手芸ショップTokaiに、和裁教室『ちくちくうさぎ』で作成中のトートバッグに合うミシン糸を買いに行く。
いや、まったく。 家の中で想像していた寒さや冷えではない。 強く冷たい風は田んぼ道の吹きさらしで容赦なく体温を奪いに来るし、しんしんと冷える外気に、能登の皆さまの日々を思い、遠くウクライナの2年も続く理不尽な戦の被害者の、命を脅かされるご苦労を斟酌して胸が痛む。 80年以上も前から【世界の火薬庫】と呼ばれてきた、中東に位置するイスラエルとパレスチナの不毛の戦いもももちろんのこと、罪なき市民の皆さまに寒冷地の冷えと寒さに命の危機が及んでいるというのに、私は一度寄金をしただけで、ほかに何もできない己の無力を嘆くばかりだ。
真の不条理の、もつれた紐を解くのが容易ではないいま、【人類の叡智】の言葉はむなしく響く。
非力の老婆。世界の惨状を思いはすれども、体は正直で往復1時間の散歩に震え上がった。
途中、枯れ枝に小鳥を見た。 空に向かって「ヒッ、ヒッ」と鳴く、「ジョウビタキ!」
心身の冷えと寒さを少しの間忘れた。
帰宅したその足で、吊り下げていたオーナメントをすべて外して庭に取り込んだ。 これでやっと全体の60㌫を片付けたことになる。
1月中に片付けなければ‼ 期限を切って自分を追い込む。 それが、さくら♪流。
さくらさんの記事を拝読しようと思うのですが、最近は全て「本文を読む」が開かないのです。
画像はちゃんと表示されます。
ちょっとご確認いただけないでしょうか