1月26日(金) 曇
和服のリメイクを教えてくださる「ちくちくうさぎ」は、市内百合が丘の市立病院近くの市民センターで毎週月、金曜の思い思いの時間に、自宅に眠っている着物などをリメイクして、コートやドレスなどに仕立てておられるユニークな和裁教室だ。 参加者は20人。 2年前には、皆で和服地のスカジャンを作ってファッションショウで盛り上がったそうだ。 ※ちなみにスカジャンとは、横須賀発祥の「横須賀ジャンパー➡スカジャン。 なので名張発祥の和服地ジャンパ―はバリジャン!
ひまわりコーラスの歌友・吉永美千代さんのご紹介で、昨年末にお会いした主宰の岡本紀代子さんは、明るく朗らかな熟女で、教え上手♪
「本当は、もう、キャパオーバーなので生徒さんはお断りしてるの。 でも、あなたの新聞記事を見て私、27年前に金つなぎの会を訪ねようと思ったのよ。 そんなあなたが来てくださったのだから、これもご縁なのね」と、参加を許してくださった。
「着やすく、縫いやすく、おしゃれで一点ものの服を作ってもらおうと心がけています」と話す岡本さんはまた、「趣味で1人でやるのも良いけれど、みんなで互いに刺激を与え合うことで何倍にも楽しめますよ」と。
さくら♪は結婚前に1年間和裁教室に通い、自分と夫(に決まったひと)の浴衣、絹の羽織、ウールの長着などを縫ったばかりで、決して腕の立つ者ではない。 むしろ不器用で、仕上がりの雑な生徒であった。 今も、どこまでついて行けるかわからないけれど、岡本先生のご指導を頼りに、お仲間の絆に助けられ、頑張ってみよう、と思う。
83歳の手習い♪ ふふ、ふ…、いーじゃん、いーじゃん♪ 上等じゃん!
初めて縫った長着は、八王子ウールの紺色の貼り混ぜ柄の模様で、それに朱色の帯を恭子姉さまが見立ててくださった。 当時、ウール地で売り出していた尾張一宮の問屋さんまで買いに行ったのだった。 仕立ててくださったのは、恭子姉さまが親しくしていた堤さんという方で、本当に細かく美しくまつり絎けが施され、感謝とともに、電動ミシンを踏んでみた。
あ、この美しい指先は岡本さんの手練れの指♪ 電動ミシン初体験のさくら♪に一から教えていただき、「先生、ありがとうございますぅ」
百合が丘から、自宅に戻らず直接富貴ヶ丘の集会所に行く。 隔週に開かれるカラオケ教室と同じ日程なので、少しアタフタするけれど、誤嚥予防の大切なリハビリであり、同時に青春時代の歌が呼び起こす若い日々の感懐は、心の琴線に触れる若返りの妙薬である。(と思う)
CDやDVDの選盤、オンステージ・カラオケへの切り替えでなぜか不具合が起こり、谷会長、北村氏、長尾さん、森本さんが、その都度ご苦労をされた。
それでも、今日の参加者8人が4曲ずつ好きな歌を丁寧に歌って、拍手で盛り上げた。 病後のリハビリで頑張っておられる森本氏の『北の旅人』、91歳でなお矍鑠の、モリカワ氏の『緑の地平線』が心に沁みた。
今年も東奔西走の日々、頑張ってください。
忙しくても何事にも挑戦!・・
そして楽しみ、感謝する・・
さくらさんらしい時間を過ごされましたね。