2月5日(火)
3日に姉宅で、”独り獅子奮迅”をやっちゃったせいで、またまた体調ダウン。
♪月曜日は朝から寝てた、火曜日はやっと食べられた…。
すずらん台の市民センターに行く用事を1件キャンセル。
今日も、鼻水ぽたぽた、くしゃみ連続、目の周りのゴワゴワ感、頭重感に見舞われ、それでも、かかってくる病友からの必死の相談TELに、つとめて明るい声で応じる。
妙子姉さんがいみじくも言った 「偽善者!」 の声が甦る。
…かも、ね。
午後、読売新聞の中村総一郎記者が、読売ウイークリーの臨時増刊、「病院の実力。2008春 がん」 (読売新聞医療情報部 編)を届けてくださった。
「ご参考までに、どうぞ」 って。
中村記者は、がんに苦しむ病友に寄せる目線がほんとうに、温かい。
ありがたいおひとである。
1月6日付け朝刊に大きく紙面露出をしてくださった、その取材に昨年末、我が家に来てくださったおり、「広野さんの胸の傷跡は、どんなふうになっているんですか?」 と訊ねつつ、ノートとペンを差し出された。
「きれいに切ってもらってるんですよ」 と言いながら、イラストを描こうにも、生来の図工下手とあって、どんな風に描いて良いやら…
「うまく、描けないですぅ。 傷跡そのものを、見はります?」
「…えっ? いいんです、…か?」
「は~い。 だって、なにも隠すことないですもの」
客間の和卓をはさみ、向かい合って取材を受けていた私は、セーターと下着をたくし上げて、中村記者の目の前に胸をさらけ出した。
中村さんは、一瞬引いてから、しっかり見てくださって、「きれいですねぇ」 と、感心したように感想を口にされた。
むろん、切除したばかりのころは、少しケロイド傷になっていた。
触ると痛かった。
人目に触れさせたくなくて、温泉入浴のおりも、いつもタオルでしっかりガードしていた。
けれどもその後、中村記者が記事にしてくださったような次第で、私はいつも胸をさらすようになった。
これは私が天から戴いた、誉れの勲章!
心の底から、そのように思うようになったから!!!
友人のNさんが、風邪見舞いに、豆の煮物、糠漬けの胡瓜、キウィフルーツを届けてくださった。
食欲が湧いた。
おいしかった。
読者からお問い合わせの多い、わが食事。 全品オーガニックの食材で、玄米小豆粥、蒸しかぼちゃ、糠漬け胡瓜、酢漬けの大根、人参、梅干と紅生姜、伊勢湾の海苔。
食は命の養い、ですぅ。
私も春待つ気分で、夕食後のホッとした時、
部分的な痒みに襲われています。これも
ストレスでしょうね。