10月26日(土) 晴
玄関前に義祖父が手作りされた釣灯籠が据えてある。
その足元に、今年咲いたほうせんかのこぼれ種が芽吹き、わずか5センチほどのか細い茎に、なんと! 可憐な淡いピンクの花を1輪咲かせている。
異常気象の続いた今年、芽吹いたらすぐに花を着けて種子を次のシーズンに残そうとする、植物の生存への意思の健気さに心を打たれた。
お若い逝友がたの象徴のハイビスカスも、花茎が支えられないほどの八重の花びらを着けるものだから、最後まで咲き切るための花茎を支えるため、薄い医療用テープで巻いて補強している。
志半ばでこの世に別れ、勇躍、次の世に赴かれた逝友がたは、この秋も明るくお元気で、持てる才能の限りを尽くしてご活躍である。
ご関係の皆々さまの胸の中には、清しく凛々しく、雄々しく朗らかに、二度目の【生】を生きておられるお若い逝友がたの姿が、きっと浮かんでいるはず。
あきさん、りかさん、明美さん、名張市がん・難病相談室開設のきっかけを作ってくださったひでゆきくん、北海道の熱血玄明せんせい、応援しておられた女医せんせい、悪性リンパ種の小松くん、大学病院のササキくん、病友・井口氏ご紹介の龍浩くん、名古屋の優子せんせい、今年5月に逝かれたカワグチ先生のご子息…。
がんや難病ではないけれど、お若い人生の花道を六法踏んで駆け抜けて逝かれた、ヴィスカス・T 社長 、ブロ友KENさんのご次男さん。
それから、それから…
「人間は二度死ぬってこと、知ってる?」、先月次男に教わった死生観だ。
一度目は、生物としての【死】、二度目は人々の記憶から消え去ることの【死】なのだそうだ。
なるほど、と納得した。
逝かれた皆々さまは、皆さまのかかわりのある方々の心のうちに、そしてさくら♪がこの世に在る限り、この世にも次の世にも、明るく前向きに生きておられるのですよ。
死ぬも生きるも天命のまま。
人は、二度死ぬ。
チャクラ整体のKせんせいが韓国への旅から帰られたので、施術を受けた。
肩と右上腕部が重苦しく疼いて痛い。
「痛いでしょう? ただ指を当てているだけですよ。 あなたの治ろうとする力が痛みになって現れます」。 数か所自覚される痛点に先生の指が触れている間、痛くて痛くて、悶絶寸前だ。
1時間半もの間、文字通り手当てをしていただいて、有難く辞した。
お土産に頂戴したチョコクッキーとキムチがいずれも独特の味で、食欲を刺激する。
キムチの唐辛子の辛さに飛び上がるも、漬け汁の得も言われぬ味の良さに、有難く満足する。
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