4月14日(水) 晴
午後4時に、およそ2か月ぶりのアップル歯科のオーラルケア(口腔内ケア)を受けに行く。
過去10年ほどの間に、【口腔機能と口腔内環境の改善を図ることは、全的な健康の維持・増進を図るとともに、歯痛や歯槽膿漏などの症状緩和は、生きる意欲向上にもつながる】ことが、歯科医師会などの取り組みで明らかにされてきた。
食事は、例えば入院患者にとって、大きな楽しみのひとつであり、食べることに欠かせないオーラルケアの目標は、「食事を、口から美味しく食べることができるようにし、QOL(生活の質)の向上を実現する」ことで、自分らしい生き方・暮らし方を支援することと言えるだろう。
オーラルケアには、口腔衛生指導、口腔清掃、口腔の介護、摂食・嚥下指導、摂食・嚥下機能改善のためのリハビリテーションなどが含まれ、またタイムリーな情報提供や精神的ケアも重要な要因である。
さくらの場合は、このうちの【タイムリーな情報提供や精神的ケア】が、特に当てはまる。
あれはいつであったか、平成16年からこの歯科医院の院長・武田陽子先生に歯科治療のお世話になり、その間に度々さくらの日常が新聞やTVで報道されるようになり、院長先生にお見知りいただくようになったある日、「8020に挑戦なさいませんか? 頑張って、生きてください」と言っていただき、【いのちの時間】に希望の灯がともった。
【8020(ハチマルニマル)】は、平成元年(1989年)から厚生省(現・厚生労働省)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動で、院長先生から勧められた当時60代後半だった私は、「そんなぁ、とても80歳までなんか生きられません」と、本当にそう思ってお答えしたのだった。
それなのに、年々故無き自信が沸くようになり、院長先生に「あと〇年! 頑張ります」などと申し上げるようになった。
そして今日、「ありがとうございます! 院長先生に教えていただいたおかげで、今月8020、達成できました‼」
生きて、お礼が言えて、良かった。
有難かった、嬉しかった。
でももしかして、少し生き過ぎているかも。
午前9時から、伊賀市の谷本整形外科に行く。
ご近所の美恵子さんの車に同乗させていただき、シュズイさんと3人の「谷本シスターズ」は、治療を受けた帰途に豆腐田楽で人気の「わかや」で、田楽ランチをいただく。
走りのタケノコのてんぷらを3人でシェア。
「てんぷらは、一皿に何切れ? あ、三切れ? なら、一皿」と、注文するのも、主婦ならでは。
久しぶりの豆腐田楽は、しっかりしたコクのあるお豆腐に旨み味の味噌を塗って焙り、香ばしい特有の味に仕上げられて、美味・満足。
短冊形のお豆腐に4個ずつ串を打ち、全16個。
ご飯にお吸い物、香の物が付いて1010円は少しお高いようにも思うけれど、地元・伊賀で有機栽培されたフクユタカ種の大豆に天然ニガリを合わせて仕立てたお豆腐に、月ヶ瀬のナラ、クヌギなどで創られた特製の炭で焼き上げる、と聞けば、」納得のお値段かも。
ヘルシー料理のおかげで、夜の血糖値は120♪
ありがとうございます。
帰りにシュズイさん宅に寄らせていただき、お茶。
玄関まわりに、ご主人さま丹青の花々が咲き乱れ、「こんにちは、こんにちは。 みんな、綺麗ねぇ」と挨拶するので、なかなか玄関に至らない。
ありがとうございます。
花々の至福。
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