さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 「えっ! 脊柱の側弯症(そくわんしょう)ですか?」、「そう。 20代の発症なら手当も出来るけれど…。遺伝性もあるし、ね」

2022年10月21日 22時46分51秒 | さくら的非日常の日々
10月21日(金)   晴

以前から、大腿骨の付け根に痛みの発来する疾患を抱えている。
スクワットやエア椅子、正しい歩行などを勧められ、「ねずみ(骨董の破砕したかけら)退治には、貧乏ゆすりも効果がありますよ」とも教わり、慣れない貧乏ゆすりをしたりして、痛みを抑えてきた。

大事な舞踊の舞台を翌日に控えた10月7日、痛みは突然やってきた。
歩行のたびにぎっくと痛み、だんだん強くなってきた。
舞台の直前にロキソニンを服用するも、痛みは去らず、舞踊は不本意な結果に終わってしまった。

日々予定が立て込み、本日やっと伊賀市の谷本整形を受診できた次第で。

「乳がんの骨転移が心配なら、レントゲンをとりましょうか。 えっ、体がゆがんできたって?」。 併せてレントゲンを撮っていただき、「あー、脊椎の側弯症やね。 20代なら治療の方法もあるけれど、もう、お歳だから経過観察かなぁ」と、グレーな無罪放免となった。

体の老化、骨の劣化による、大腿骨頭のかけら(ねずみ)が周辺に散らばり、神経に刺さったりしている様子を説明していただき、格別の投薬などもなく、帰宅した。

側弯症とは、本来なら正面から見ると真っ直ぐに並んでいる脊椎が、捻じれて左右に曲がっている病気のことで、いくつかの種類があり、もっとも多いのは原因がはっきりしない「特発性側弯症」だそうだ。
ほかに、筋肉や神経の病気、姿勢の悪さなどが原因となる場合もあると考えられ、肩の高さの左右差などから発見に至る、と。

さくらの場合もまさしくそれで、ある朝、セーターの上からペンダントを下げたら異様に傾いたことから、裸になって鏡の前にたってみたら、肩の高さが左右違っていて、判ったものだ。

原因の一つに遺伝もあるとされ、近年、側弯症に対する遺伝子研究が盛んに行われるようになった。
発症に関係していると思われる5つの遺伝子 (LBX1、GPR126、PAX1、BNC2、SOX9)、進行に関連していると思われる1つの遺伝子 (MIR4300HG) が発見され、治療の望みのある小児や20代の主に女性に朗報となっている。また、先天性側弯症では、約10%が特定の遺伝子 (TBX6) が原因で発症することも、明らかになり、未来が明るく拓けている。

パソコンが直り、トイレも間もなく直る。
ホット一息ついたら、自分の体の異変に気付くという、老いの坂道はなかなかに御しがたいものであるよ。                  
                 
谷本整形の中庭には10数本の小葉のもみじが清新の緑で青空に対峙しているのを、リハビリの椅子に座って眺めている。

いいなぁ。
心が落ち着くなぁ。
                 
「夕ご飯に間に合うようにつくりました」と、ご近所さんのT氏から電話があり、「あら、粕汁。 うれしいですぅ。 ではでは表で待っています」

素材にこだわりすべての塩梅にこだわる、男の料理の典型で♪
ありがとうございます、美味しく、いただきました。




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