♪ 送り火を灯し、 諸精霊をお見送りする夜は、 思い出すことが多く脳が２倍に膨れ上がっている気分

８月１６日（水）　　　曇時々雨

午前中は、「なごみ」で接遇ボランティアを楽しむ。

ひとと関わる、誰かのために何かができる、そんな自分を喜ぶ自分でいられる幸せ♪

午後は、明日の白内障手術に備えて持ち物チェックをする。

夜、最後の盆灯籠に灯りを灯し、午後9時に玄関脇の吊リ灯籠に蝋燭の灯を入れた。

孫たちに、「ひぃひぃおじいちゃんの吊リ灯籠の庇が欠けたから、誰か直してくれない?」と頼んだけれど誰からもあなたの返事がない。

次男がこの難題を引き受けてくれて

、割れ落ちた庇に小さな型枠を作りコンクリートを流し込んで、修復を見た。

工作の材料を見つけて来、障子の桟を作って和紙を貼り、６０年ぶりに修復完成させた。　　

夜のひととき、陋屋に似つかわしい幽玄の灯を、飽かず眺めて諸精霊を見送った。

苧殻も焚かない少し変わったお盆の送りだけれど、夫も祖父も曽祖父も、きっとよろこんでおられると確信している。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

明日は白内障手術の日。

ご一緒に受けさせていただく予定の恵村節子先生は、ひまわりコーラスのピアノの先生で、ご主人さまは木工作家の恵村正大先生だ。

夜なべ仕事に、茄子と瓜の一夜漬けを仕込む。

明日、先生ご夫妻に貰っていただけると、嬉しいな。