さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪さまざまのこと おもいだす さくらかな (芭蕉)

2012年04月11日 01時22分29秒 | さくら的非日常の日々
4月10日(火) 曇り

朝、予定より一時間遅れで大阪の塚口夫人のご自宅に参上、6年前の4月末に逝かれた夫君のご仏前に般若心経を一巻あげさせていただく。

亡くなられた日は、ちょうど福岡の次男宅に滞在していた。 かぁさんが看護のために大阪の実家に戻っていた、留守宅の家事手伝いのためだった。

そんなことを思い、同様に60代で逝った亡夫の終末を心に甦らせ読誦する般若心経は涙があふれて声にならない。

思い出話を少しさせていただいて、午後1時過ぎに辞した。

「これ、お父さんにいただいた根上がりの檀(まゆみ)の盆栽です」
冬には真っ赤な実をたくさんつけるこの木はいま、若葉の季節を喜び風邪に吹かれている。

        

「これもお父さんにいただいた、土佐石斛(せっこく)なんですよ 」
生前の夫が塚口家とのご縁を喜び、貰っていただいた盆栽を、夫人が丹精してくださっている。

軟有り、有難し。
有難いなぁ。


        

阪急梅田駅のコインロッカーに、午後のKLC勉強会取材の資料やお茶、タブレットなどを預け、少しでも身軽に行きたく思う。

【ここは、文江さんや澪さんが、ブラウスやスカート、コートなどを差し入れてくださった、その洋服を着替えて見せた、懐かしの隠れ道♪】
40歳でサンケイリビング新聞の記者に採用され、その応援と後押しをしてくださったのが、関西在住の友人がたであった。

ほかにも…
取材先も紹介していただいた。
お泊りもさせていただいた。
一緒に食事をしたり、紙面の厳しい批評もしていただいた。

有難いありがたい、交友であった。
あれから30年が過ぎたけれど、感謝の気持ちは今も薄れない。

ありがとうございます。


        

ウチのかぁさんが通った塚本小学校の桜。
曇り空の下、ほんとうに淡淡と優しい美しさに、息を呑んだ。


         

KLC大阪勉強会は、いつものように熱気に包まれたものの、元気なお酒屋さんの全員集合写真をデジカメから採録したので、ピンボケでごめんなさいね。m(_ _)m

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