7月10日(水)晴
かつて、『患者よ がんと闘うな』(文芸春秋刊)で、公称100万部を売上げ、時代の波に乗った医師の近藤誠氏が、今夜の夕刊フジ紙上で、久しぶりに実に雑駁な妄言を吐き、聞き手・構成を手掛けた久保木善浩なる記者の見識にも「?」を禁じ得ない。
夜に入って件の掲載紙が届いた。
さくらは、『患者よ がんと闘うな』が発売された当時、近藤氏の主張を信じたばかりに、みすみす助かる命を捨てて逝かれる病友がたの相談を多数受け、同誌を【売らんかなの稀代の悪書】と評した経緯がある。
自著『きっと良くなる 必ず良くなる』にも、その他、医学誌などへの記事にも、たびたび近藤さんの医師としての洞察力の無さや放射線医としての狭量な主張などに異を唱え続けてきた。
一方、久保木善浩記者は、36歳にして鉄道オタクと言っていいほどのマニアと聞いた。そのせいか「鉄ちゃんコラム」を書いたり、また、スポーツコラムも連載しておられるそうだ。
医療専門に真摯に取り組んでこられた記者ではなく、がんに対して深い取り組みをされているわけでもないと、紙面から容易に拝察される。
つまり、近藤さん特有の、センセーショナルな主張を、言われるままに取材メモに取り、実に浅薄なインタービュー紙面にまとめ上げたのが、今夜の夕刊フジ紙面である。
あれもこれも、妄言と断じざるを得ない主張であるけれど、たとえば、「スキルス性胃がん患者は5年生きていない」という主張には、金つなぎの病友の、静子さん、みえこさん、あずきさん、昭弘さん、きらりさんほか、多数の皆さんがスキルス性胃がんを病んで、その後7年以上もお元気に生き延びておられる実例があることを、お伝えしておく。
最後に、久保木記者には「記事というものは【鵜呑み・垂れ流し】するものではなく、【裏取り】をして、確かな情報に加工してから、読者に届けるものだ」と、さくらがサンケイリビング新聞在職時代の編集局長から叩き込まれたセオリーを、「ご存じですか?」とお訊ねしてみたい。
かつて、『患者よ がんと闘うな』(文芸春秋刊)で、公称100万部を売上げ、時代の波に乗った医師の近藤誠氏が、今夜の夕刊フジ紙上で、久しぶりに実に雑駁な妄言を吐き、聞き手・構成を手掛けた久保木善浩なる記者の見識にも「?」を禁じ得ない。
夜に入って件の掲載紙が届いた。
さくらは、『患者よ がんと闘うな』が発売された当時、近藤氏の主張を信じたばかりに、みすみす助かる命を捨てて逝かれる病友がたの相談を多数受け、同誌を【売らんかなの稀代の悪書】と評した経緯がある。
自著『きっと良くなる 必ず良くなる』にも、その他、医学誌などへの記事にも、たびたび近藤さんの医師としての洞察力の無さや放射線医としての狭量な主張などに異を唱え続けてきた。
一方、久保木善浩記者は、36歳にして鉄道オタクと言っていいほどのマニアと聞いた。そのせいか「鉄ちゃんコラム」を書いたり、また、スポーツコラムも連載しておられるそうだ。
医療専門に真摯に取り組んでこられた記者ではなく、がんに対して深い取り組みをされているわけでもないと、紙面から容易に拝察される。
つまり、近藤さん特有の、センセーショナルな主張を、言われるままに取材メモに取り、実に浅薄なインタービュー紙面にまとめ上げたのが、今夜の夕刊フジ紙面である。
あれもこれも、妄言と断じざるを得ない主張であるけれど、たとえば、「スキルス性胃がん患者は5年生きていない」という主張には、金つなぎの病友の、静子さん、みえこさん、あずきさん、昭弘さん、きらりさんほか、多数の皆さんがスキルス性胃がんを病んで、その後7年以上もお元気に生き延びておられる実例があることを、お伝えしておく。
最後に、久保木記者には「記事というものは【鵜呑み・垂れ流し】するものではなく、【裏取り】をして、確かな情報に加工してから、読者に届けるものだ」と、さくらがサンケイリビング新聞在職時代の編集局長から叩き込まれたセオリーを、「ご存じですか?」とお訊ねしてみたい。
あなたの、同病の仲間に対する深い思いが、伝わります。暑い日々、くれぐれもご健勝を祈ります。4685
つまり、哀れな人ですよ。