11月13日(水) 晴
午前11時から午後1時半まで、心斎橋ミツヤに東京から来られた元木伸一監督(映画「サヨナラにこんにちは」製作=中)と、京都から来てくださった西村聡さん(元テレビ大阪チーフプロデューサー)、さくら♪の3人が、侃侃諤諤の映画談義を繰り広げた。
西村さんとは40年ほどのお付き合いで、元木さんとは2か月前に知り合ったばかりだ。
なのに、志を同じくする仲間同士とあって、お互いに心の底までぐいぐい踏み込んで、話し合いが形になっていく。
人生百年時代と喧伝されているけれど、誰もが確かな羅針盤を持たないまま不安を抱えて生きている。
「人生百年時代 いのち」 をテーマに、既に百歳を迎えた人たち、がんや難病に見舞われスタートから心身にダメージを抱えたグループ、年齢とともに認知症を発症したり心身の不具合に悩む高齢者群。それぞれの人生の現況や問題点、取り組みや未来への展望など、まだ見ぬ世界を、確かなドキュメントにして残す方法論から必要経費の話まで、時間いっぱい話しあい、 途中からさくら♪の親しい実業家の若江真紀さん(キャリアリンク社長、文部科学省審議委員他多数)、樋口忠明さん(アシスタント社長、著書多数)の「智慧とお力をお借りしましょう!」という展開になり、早速に連絡したら、22日にお出会いする話までとんとん拍子に進んで、「運命のいたずら」「金つなぎの神さまのお計らい」と、一人感じ入った次第である。
元木監督が次のターゲットにしてくださったのは、来年に会創設30周年を迎える、金つなぎの会のドキュメンタリ―映画である。
いち早く企画のラフ案が届けられ、「もう、アトには退けない」と覚悟を定めた。
現役の記者時代から、取材や打ち合わせに心斎橋筋のこの喫茶店を度々使わせていただいた。
エントランスの上に、3体の人形が優雅にロンドを舞うしつらえのレトロな喫茶店が、時代の波に洗われて壁面を飾っていたステンドグラスも今は無く、モダンなカフェとして開店から満席である。
心斎橋はインバウンドの人たちの、弾むような風姿が途切れなく続き、コロナ以前の街に戻っている。
急に空腹を覚え、磯丸水産でマグロの漬け丼と青さのお味噌汁をいただいて、人心地がついた。
明日からの展開に興味津々!
やりましたね~。
そして迫力あると想像できるこの映画の完成が楽しみですね。
この情報を知った方々の心を思うと胸が熱くなりますね。