四国八十八ケ所 愛媛県 徒歩遍路
第十七日目
1.今回の徒歩遍路最後の札所、#66雲辺寺。この札所は
讃岐涅槃の道場、最初の札所であるが、遍路コースの
兼ね合いで今回に計画し、組み入れた。
四国八十八ケ所の中で標高が最高の札所である。まさに
「最後の難関」である。
2.今日の行程
①徳島県池田町 → #66雲辺寺 → 香川県 →
かんぽの宿観音寺荘
②宿で昼食のおにぎりを頂いて、30分程歩くと雲辺寺への
山登り。前半は急傾斜の山道で標高400mまで登る。
③比較的傾斜の緩やかな杉の林路を登る。そして林道に
出る。
④#66雲辺寺。標高は四国札所の中で最高の927m
⑤杉の林の緩やかな下り路、途中から松の林に変わる。
観音寺の町が一望。野鳥の種類も多いとか。
⑥国道240号と合流し、最後の宿、かんぽの宿に着く。
3.トピックス
①朝靄の剣山国定公園の山々が美しい姿を見せてくれ
厳しい山登りを癒してくれる。(写真)
②雲辺寺は標高927mに位置し、四国の札所の中では
最高に高い。しかし累計標高差を基準に考えれば、
阿波の焼山寺が最高と言えよう。
③500羅漢前で記念写真を撮る。
④かんぽの宿の大きなお風呂で今回の遍路の疲れを
癒す。食堂のボーイさんが御殿場の自衛隊に勤務していた
とのこと。翁も須走りに仕事で通ったので、話が弾んだ。