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2022.04.28 いかなごの釘煮を頂く。

昨日、インターホンが鳴ったので、出てみると、Mさんだった。

上へ上がってきてくださいと言ったが、「主人が気になるので。」とのことなので、
私がマンションの玄関まで降りる。

長い間、ご主人が心臓を患っておられて、彼女は甲斐甲斐しい看病を続けておられる。


いただいた釘煮。箱を破ってから思い出し、写メを撮った。
この頃、いつもこんなヘマばかりしている。


<お茶漬けの昼食>
そんなに心労の中におられるのに、いかなごの釘煮を持って来てくださった。
なんでも、以前買ってみたら、自宅で作ったものと全く同じ味だったので、食べて
もらおうと思って持ってきましたとのこと。さっそく、お茶漬けでいただく。

このMさんは、7〜8年前、私の断捨離をしてくださった。
なぜ、人に、身の廻りの整理を勧めるのかと言えば、ご主人が、老齢で倒れたおばさん
が残された、2階建てのお屋敷一杯にあった、大量の荷物の整理をされるのを見ていて、
自分も手伝ったが、ご主人の大変さを見てしまったので、そんなことにならない様に、
早めに整理した方が良い。だから、あなたの断捨離を手伝ってあげると言って下さった。
中学校の校長を定年退職されたご主人は、趣味の木彫りどころではなくなり、荷物整理
作業に没頭、心臓を悪くされた。
それ以来、長らく心臓を患っておられる。

ご主人の看病の合間を縫って、こんな私の様なもののために、この様な差し入れまで
下さったり、心に掛けてくださる。
釘煮を手渡したら、あわてて帰られた。こんなに、優しい奥さんに看病してもらって、
ご主人はお幸せだと思った。

帰られる時、話す時間も惜しむほどに急ぎつつ、早口で言われた言葉は、「あなたの
ことは心配していないのよ。貴方には、お友達が大勢居るから、大丈夫!心配してい
ないのよ。」との言葉だった。

ということは、心配してくださっているということ!
ほんとうに、有難い人だなと、心が暖かくなった。

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