二匹目の虎を捕まえました。(笑)
志田焼の竹に虎図です。もともと、志田の色絵皿は、数が少ないですが、虎図となるとさらに貴重です。最初に紹介した虎図より、時代は少し下がるのではないでしょうか。
いわゆる、どちらも猫虎でしょう。江戸時代に本物の生きた虎が日本にいなかったので、猫をモデルにして描いたそうです。目の虹彩が、ねこの目のように縦長に描いてあるのが特徴ですが、これは、比較的まるく見えます。
時代は、天保くらいでしょうか。 直径約、30cm×4,5cm。
以前の日記のご紹介です。 ↓http://blogs.yahoo.co.jp/miyamaturi/1251873.html
ネットオークションよりお安と思いました。
さすがに、よく気が付きましたね。
たしかに墨弾きの墨で縁取りをして、ダミいれをしていますよね。志田は、実に墨弾きを上手く利用した技法を確立していましたよね。
その後、印判の時代をむかえて、その斬新な技術もすたれてしまったことは、残念ですよね。
『竹薮に雪と虎』の図は、むかしから付き物のようです。
むかし、ベンガル虎は、竹薮に住んでいたのでしょうね。
奇妙奇天烈な、虎ですよ。。(笑)
今日は、山小屋の桜を描きました。ご覧下さい。
素人の麿は説明できませんがw
今は、伊万里が価格低迷期で、コレクションをするのには、助かっています。(笑)
さくら、奇麗でしたよ。
高台の点々は、目跡といいます。
むかし、強い火力でお皿の底がヘタって、底にくっ付くのを防ぐために
お皿と同じ材料で針のような小さな支えを作り、焼き上がってから、カットした残骸の傷跡です。
江戸期のお皿に多い目跡(めあと)といいます。
またまた勉強になっちゃいました~^^