古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

明治・飛び蛸唐草文様花瓶

2008年04月02日 20時30分24秒 | 印判
明治時代の飛び蛸唐草文様の花瓶です。

平太さんや66さんの日記の立派な、チョコにくらべて、
やはり、明治という時代が近いので、やや見劣りするのでなかなかと思い日記にUPできないでいました(笑)。




蛸唐草は、ベロ藍の印判で描かれ、口の線描き文様は、手書きです。
やや、洋風な唐草に描かれていると、いっていいでしょうか。




小さな花瓶ですが、高台を触って見ると、
磁器の土味は、焼き上がりが、江戸期の粘り気のあるものとかなり違う感じがします。
現代の有田焼に似た、やや乾燥した硬い土味で、明治になると材料が違ってきていることが判ります。




花を挿すにも、観賞用にも、やや中途半端な大きさと、デザインともうせましょうか(笑)。

高さ約、16㎝×巾約、15㎝



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19 コメント

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No title (yyyyyyyz)
2008-04-03 00:52:00
上の部分は手書やけど、蛸唐草?部分は、こんにゃく印判系のハンコパターンやと思うんやけど?俺は「押し」と呼んでるけどね、一般に何と言うのか、こんにゃく印判系と呼ぶべきなのか?ハンコのパターンやったら、表の文様と裏の文様がまったく一緒の文様(大きさ、形まで)になってると思うわ、調べてみ!~唐草と簡単に呼んでるけど、ある部分は唐草紋章の法則から外れて、ある部分は、それに相当する。しかし、呼ぶとしたら、~唐草と呼ぶしかないんやけどね?
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なんか、品のある花瓶ですね~。 (ちくわ)
2008-04-03 00:58:00
模様が左右対称的にあるのが、洋風なのでしょうかね。。。
花を生けるにも、西洋的な花が合いそうですね。
素敵です~
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幸磨さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-04-03 06:16:00
恐れ入ります。(笑)
素人なので、コレクションは、後期の伊万里中心にしております。(^^♪
高台は、窯に入れたとき、床と接着しにくいようにと、あと、底にも空間を確保して、熱の周りを安定させるために必要なのだと思います。
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平太さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-04-03 06:19:00
メソポタミア原初のブドウの蔓草文様に似ていますか。
平太さんの解説は、ロマンが広がりますね~。(^^♪
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はなさん。 (宮松里(みやまつり))
2008-04-03 06:21:00
コーナーテーブルのランプの土台に確かによさそうですね。
元禄伊万里みたいに加工すると立派になりそうですね♪
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きみおさん。 (宮松里(みやまつり))
2008-04-03 06:26:00
オールドノリタケのような華やかさは、ありませんよね。
ぼくも、これは、ちょっと渋すぎるのでは、と思っています。(笑)
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しげちゃんさん。 (宮松里(みやまつり))
2008-04-03 06:29:00
ポチありがとう御座います。
たしかに、なかなか開かないかったですよね。
たまに、ありますよね。
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yyyyyyz さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-04-03 06:33:00
はじめまして。
確かに、これは、ゴム印みたいなもので、押して模様を付けているようです。
おなじパターンが、繰り返されております。
便宜上、みなさん飛び蛸唐草と呼んでいるようですが。。。
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はなくみちゃん。 (宮松里(みやまつり))
2008-04-03 06:35:00
言われて見れば、シンメトリーは、西洋風な図柄ですよね。
さすが、よく気が付きましたね♪
お褒めいただきありがとう♪
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こんばんは~^^勉強になりました^^ (橘朝臣幸麿)
2008-04-03 23:31:00
すごい~^^
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