古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

おしどりの皿

2007年05月05日 13時57分38秒 | 古伊万里=染付皿青磁




古陶磁の楽しみ方って、人様々ですね。
 好みも様々ですし、考え方も様々です。
   それで、いいんじゃないか、と思いますし、
         正解は、ないんだと思います。

わたしの場合は、ちょっと変わっているかも知れません。
  わたしは、美術館にある古陶磁と言うものに、ほとんど興味がありません。
    図録の名品にもあまり関心がないんです。

とにかく、お小遣いで買えるくらいの品物に魅力を感じます。
  ですから、私のコレクションには、高価なものは、ほとんどありません。



これは、明治期に入ってからの作品と思います。
おしどりでしょうか。
わかりづらいですが、周りは、松竹梅で埋めてあります。
皿裏は、蘭・霊芝・菊と目出度い文様となっています。
コバルトは、ベロ藍そのものではありませんが、かなり濃い発色となっています。
まわりは、青磁で、仕上げてありますので、すこし盛り上がっています。
絵付けは、幕末明治期に流行った、南画風の絵になっています。



  最大直径50センチと、かなり大きく、邪魔になっています(笑)。




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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
No title (越前屋平太)
2007-05-06 16:06:00
私は欲張りなんで、美術館、博物館、高級骨董商、露店、リサイクルショップに至るまで、あらゆるジャンルの古伊万里が好きです^^;いわゆる無節操ですな(爆)。明治の青磁染付もかな~り好きです。けっこう形にバリエーションがあって楽しいですよね^^
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-05-06 17:29:00
平太さんは、理想の古伊万里コレクターですよね。幅広い知識と関心をもっておられる。ただ、普通の人は、どうしても偏りがち・・たとえば、初期や盛期の伊万里のみに興味を抱くとか、染付けだけが古伊万里の究極の 美と思っているとか・・・バランスと言う点でも、平太さんは、すぐれたコレクターだと敬意を感じております。
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No title (bin*suk*)
2007-05-07 00:26:00
コレクターでない私は・・(^^;。皆様に色々勉強させて頂き、惚れた物を楽しみたいです。華やかな大皿、飾り栄えしそうで素敵ですね(^^)。
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No title (かさね)
2007-05-08 13:49:00
オシドリさんは仲良しなんですね、羨ましい。。って感心するポイントがズレてます。ゴメンなさい(笑)絵もきれいだし、形も良いですね。
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No title (志維求堂)
2007-05-09 00:12:00
アハハハハ、かさねチャン、誰かの影響で、ピント外れな所に反応してる!! みやさん、もっと明治の物に光を当てんとイカンよね!!二人で『明治物キャンペーン』張ろか??!!
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-05-09 05:34:00
志維求堂さん。そうですね。ベロ藍の鉢も以前ほど人気はないのかも知れませんが、未だに結構なお値段がします。江戸期にない力強さがありますよね。
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No title (志維求堂)
2007-05-09 06:26:00
あります、あります!!文化の興隆期には、力感のある品物が出てきますよね。あたしは、明治と鎌倉は共通する物を待ってる、と思っているんですが・・・・。
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-05-09 20:00:00
志維求堂さん。明治と鎌倉は、共通するものを持っている。なるど・・・ 興味深いご指摘です。こんど研究してみたいですね。伊万里だと元禄と現在は、ひよっとすると似ているのかなぁ~?なんて思たりしています。
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-05-09 20:02:00
nipponjm さん。こんばんは。コメントありがとうございます。オールドノリタケの華やかさはありませんが、時代が近いだけ、なにか共通点があるのかもしれません。これからも宜しくお願い致します。
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No title (りんりんの妹)
2007-05-14 07:10:00
青磁染付大大大好きです。丁度先週、伊万里の青磁染付の中皿を買いましたが、多分明治のものです。大きいお皿はでも実際には使いやすいお皿ですよね!・・・って殿方は使われるより、観賞用の方が多いかもしれませんが。
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