古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

幕末明治伊万里色絵八角皿

2007年06月09日 17時00分10秒 | 明治伊万里色絵





明治伊万里の八角の大皿です。最大直径約、30センチあります。

また、ネットで3,300円で落札してしまいました。
現代の中国物とは、違い真面目につくられたモノです、
出品者の方ごめんなさい。m(__)m

どちらでも良いと、思って入札しているものは、落札できるものですね(苦笑)。
でも、前回の蓋ものほどの、魅力はないかも知れませんが・・・。


・・・話しは、変わりますが、

最近、思うことは、めずらしいと、美しいは、違うことではないか?
『めったにない』とか。『珍しい品』とか、言われると、妙にそのものが欲しくなるものです。
しかし、そういうものを入手して手元においてみると、以外に早く飽きが来ることに、気がつきました。

結局、本当に美しいと感じて手に入れたものでは、ないからなのでしょうね。
確かに、貴重な物でしょうが、美意識上、こころからの共感のないモノは、すぐ飽きてしまいます。
それは、現代の人気ブランド商品でも、同じ事だといえるのではないでしょうか。

世間の価値基準ではなく、本当に自分が美しいと思えるものを、
コレクションするのが、一番のような、気がします。




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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
nipponjm さん。ノリタケもお高いですから、大変でしょうね。 (宮松里(みやまつり))
2007-06-13 19:34:00
幕末の伊万里の方が、かえってお安いですよね。
珍品も美しければ、鬼に金棒ですが、値段も半端じゃなくる可能性も。。。あるでしょうね。
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そうですネ~ 珍しいは”ふ~ん とか おっ”ですね~ (nip*on*m)
2007-06-13 13:41:00
でも好きなもの(気に入ったもの) は ”お~う とか 無言”
といった 感嘆詞ですね~ 珍しいものも時々は買いますが 好きでなければ 買いませんね~ ”高くなるよ~”という文言は嫌いですね~ 今でも高いじゃん と思うから。 (苦笑)
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miraishoutaさん。松竹梅の三友紋は、江戸中期の古伊万里には、 (宮松里(みやまつり))
2007-06-12 18:33:00
すでにこのようなかたちで、表現されてらしいですよ。
明治~大正くらいまで、簡略されたものも、使われていたようです。
この作品は、松竹梅のみならず全体の作風から明治と判断いたしました
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平太さん。確かにブラックホールたまにありますよね。 (宮松里(みやまつり))
2007-06-12 06:24:00
隣りの県の知り合いになった骨董店へいきましたら、なんと・・
見覚えのある夢工房さんの段ボール包みから、仕入れたばかりと大皿を出して見せてくれました。
もちろん、気が付かないフリをしました(^_^;)汗
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No title (越前屋平太)
2007-06-11 23:22:00
3300円で30センチ、1センチ110円ですか・・・安過ぎますね。なんで評価されなかったんでしょうね~、不思議です。ヤフオクでは欲しい人がみんな見落としてしまったという、いわゆる“ブラックホール”が時おりありますから、そういうケースにはまったかもしれませんね。
一部の業者さんがヤフオクを仕入に使っておられるというのも頷けますね (^_^;
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かさねさん、の方が、よい品見つけて落札は上手だとおもいました。 (宮松里(みやまつり))
2007-06-11 05:33:00
はい、よい情報ありましたら、お教え致しますね♪
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-06-11 05:31:00
はなくみさん。確かに、安いと思うと、ぼくも弱いです。ぼくの場合あとで、なんでこれを買ったんだろうなんで、後悔したりします。骨董って、むずかしいですよね、その点がまた面白いのかなぁ~。
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No title (かさね)
2007-06-10 23:47:00
朱の色がとてもきれいですね。みやまつりさんは良い品を見つけ出すのがとてもお上手ですね。よい情報があったら、こそっと教えてください(笑)
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こんばんわ。素敵なお皿ですね!! (ちくわ)
2007-06-10 20:37:00
考えてみたのですが、自分の中での集める線はあるつもりなのですが。。。珍しい物というか、安物につい手が出てしまいます。
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重ね重ね、了解しました。 (志維求堂)
2007-06-10 17:48:00
江戸前期ぐらいに当たる(らしい)四寸皿UPします。真ん中の松竹梅比べてみましょう。
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志維求堂さん。これは、画像から見ると江戸後期でも良さそうですが、手元に来て見て、やはり明治ではないかと思いました。 (宮松里(みやまつり))
2007-06-10 08:09:00
感覚的な判断ですが、真中の松竹梅も、かなり省略が効いていますし
皿裏の高台の作りも、江戸期と違う感じがしました。
ただ、あくまで、わたしの素人判断ですが・・。
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というわけで、珍品(私がそう想っているだけかも?)を、 (がらん堂)
2007-06-10 08:05:00
「ブログ→がらん堂」に掲載しました。
ご覧下さい。
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難しいですね~ (がらん堂)
2007-06-10 07:52:00
「珍品の魔力」でしょうか?
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志維求堂さん。『美は客体に在るのではなく、主体にある。』 (宮松里(みやまつり))
2007-06-10 07:51:00
と言う意見は、素晴らしいと思いますが、結局こういう事をいっているのでしょうか。
本当に美しいものは、それを感知する能力のないものには、理解できない。
その理論を突き詰めていくと、あらゆる物に美が存在する。。
そこまでいくと、美の哲学論になってしまいますので、ここでは、省略いたしますね(苦笑)。
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